こんにちは、藤野雄太です。
「教育界のノーベル賞」と言われている、
「グローバル・ティーチャー賞2023」のベスト50に、
鳥取県立鳥取西高校の英語教諭・松田裕史さんが選ばれました。
グローバル・ティーチャー賞とは、
科目やテーマを問わず、優れた教育家を表彰する賞です。
松田さんは「アクティブ・ラーニング」(現在の学習指導要領の目玉である主体的な学び)をさらに発展させた「ディーブ・アクティブラーニング」(より深い学び)を自らの英語授業に落とし込んできました。
英語教育の目的が、グローバル人材の育成や受験勉強になっていることに疑問を感じたといいます。
なぜならば、それらが目的になってしまうと、
「なぜ英語を学ぶのか」という根本的な問いに答えることができないからです。
そこで次の3つを重視した学びが必要だと考えました。
①価値観をブラッシュアップできる
②世界観を広げられる
③新たな視点を得られる
具体的には英語の教科書を学習するなかで生徒に「答えがない問い」を与え、
自分の考えをアウトプットしてもらいます。
例えば、「恐竜を遺伝子から再生する」というテーマであれば、
その賛否について生徒は個人とグループでそれぞれ探究します。
その後、発表や作文を行うのです。
知識や技能を教え込むだけではなく、
生徒から「考える力」を奪わないこと、
興味関心をもたせるために教科書を「自分ごと」として考えてもらうこと、
生徒の興味関心を掘り起こすことを重視しています。
スイングが提供している探究授業とコンセプトがすごく似ていますね。
https://www.youtube.com/@user-ft1no6yo5d
探究授業も教科書で学ぶ様々なテーマ(地球温暖化、円高円安、格差問題など)を、子どもに「自分ごと」として考えもらうために、
子どもが興味をもちそうな社会で起きているニュース(新聞記事)を題材にして学びます。
松田さんの英語授業では、
英語への関心が高まった生徒の割合は、
それ以前と比べ1割以上も増えたそうです。
先がわからなく、正解がない今の時代だからこそ、
子どもが自分で問いを立て、考える力が重要になっています。
もちろん現実問題として定期テストや受験はありますから、
正解がある問題を解ける力も必要です。
答えがある問題とない問題の両方をバランスよく学習していくことが、
これからの時代の新しい勉強です。
ぜひ、参考にしてみてください!
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