こんにちは、藤野雄太です。
このコラムをお読みの保護者さんが大学受験をされた1990年代と今では、大学受験の環境は大きく変わりました。
2000年度の大学入学者の内訳は、
一般入試65.8%、推薦入試31.7%、AO入試1.4%、その他1.1%でした。
これに対して2023年度は、
一般選抜47.9%、学校推薦型選抜35.9%、総合型選抜14.8%、その他1.4%という構成。
1990年代は「2人に1人が落ちる時代」でしたが、
今は選ばなければ合格できる「全入時代」。
かつての大学受験は、一般受験が主流でした。
現在は「総合型」「学校推薦型」「一般選抜」の3つの方式で選抜が行われています。
ただ、この3つの形式は、
何がどう違うのか分からない、
という方もいらっしゃると思います。
そこで、本日はお子様にピッタリの選抜方式を選ぶためのヒントをご紹介したいと思います。
以下、本日読売中高生新聞からの引用です。
↓
【総合型選抜】
・大学側が求める人物像に合っているかどうかが評価される
・学校長の推薦は不要
・書類選考や面接、小論文などに加え、大学入学共通テストなど学力試験を課す大学もある
こんな人向き!
・自己PRが得意
・自分こそ「大学が求める人物像」にぴったりだと感じる
【学校推薦型】
・高校時代の成績や課外活動などが評価される
・学校長の推薦が必要
・<指定校制>大学が高校に枠を指定。校内で選抜がある
・<公募制>書類選考や面接、小論文などに加え、共通テストなど学力試験を課す大学も
こんな人向き!
・高校1年〜3年1学期の成績がよい
・部活や生徒会、課外活動などに積極的に取り組んできた
【一般選抜】
・年明けの学力試験で得点が評価される
・国公立大学は共通テスト+大学ごとの学力試験の結果で選考
・私立大学は大学ごとの学力試験のほか、共通テストの結果のみで選考するケースも
こんな人向き!
・難関大学に入りたい
・目標に向かって最後まで頑張れる
注意してほしいのは、総合型選抜や学校推薦型選抜でも、
一般選抜で合格するのと同程度の学力が求められるということです。
文部科学省の大学入試改革の一環で、
これらの選抜方式でも書類審査や面接だけでなく、
小論文や筆記試験などで学力を測ることが求められるようになりました。
「推薦は一般選抜より楽」
「一芸に秀でていれば合格できる」
というわけではないのです。
↑
以上、引用ここまで。
お子様にぴったりの選抜方式は見つかりましたでしょうか?
もちろん、スイング生はどの方式であっても、
合格までしっかりとサポートしますのでご安心ください!
ぜひ、参考にしてみてください。
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