こんにちは、藤野雄太です。
発達障害の一つであるADHD(注意欠如多動症)。
子どもの3〜7%が該当すると言われています。
ADHDの子どもは、
「時間をとらえるのが苦手」
「行動の制御が利きにくい」
などの特性があるため、
勉強においては不利になることが少なくはありません。
実は藤野自身が元ADHDでした。
当時はそういう概念がないため自覚はなかったのですが、
今振り返ってみると典型的なADHDだったと思います。
・授業中に気が散って他のことを考えてしまう
・好きなことには爆発的な集中力を発揮するけれども興味がないことに関してはまったくやらない
これらの特性は5科目満遍なく学習することを求められる、
学校定期テストや入試では不利にはたらきます。
ちなみに藤野は東京都立高校の入試で、
英語は100点でしたが他の科目は10点とか20点でした(笑)
ただ、年齢とともに症状は改善してくるので、
お子様がADHDだったとしても心配する必要はありません!
藤野は元経験者として、
どの教師よりも具体的なアドバイスができると思います。
実際に大学時代に塾講師をしていたときは、
英語以外の科目も全科目指導できるようになっていました。
現在、高校入試解答解説テレビ番組でも全5科目に対応しています。
それではADHDの子どもには、
どのような点に注意して勉強をさせればよいのでしょうか?
昨日の日経新聞に、
参考になる記事がありましたので、
ご紹介したいと思います。
以下、昨日日経新聞からの引用です。
↓
計画的に行動するのが苦手という特性がある注意欠如多動症(ADHD)
を子どもが抱えている場合、保護者はどう向き合えばいいか。
臨床心理士の中島美鈴さんの助言を紹介する。
ADHDは発達障害の一つで、文部科学省によると、通常学級で学びながら必要に応じて別室で指導を受ける「通級指導」を利用するADHDの児童生徒は全国で約3万9千人いる。
脳の機能に特性があるとされ、発達心理学者の研究などでは、時間の長さや経過などをとらえにくい「時間処理障害」、衝動をコントロールしにくい「抑制制御障害」、目の前の利益や成果を好む「報酬遅延障害」が挙げられている。
こうした特性によって物事を計画的に進めるのが苦手だとされる。
まずお勧めするのは、全ての宿題をテーブルの上に並べてみることだ。
目で見ることで、宿題がたくさんあることが頭に入りやすい。
ADHDの子どもは時間の見積もりがしにくく、「夏休みは40日あるから大丈夫」などと考えがちだ。あまり余裕がないことを知るのが初めの一歩となる。
1日ごとの計画作りには、「10分ブロック」と呼んでいる方法が効果的だ。
「10分間」であれば小さな子どもでも集中しやすい。
ADHDの場合、新奇性がやる気につながることが多い。
スマホの様々な機能を使うと、面白がって取り組めるのではないだろうか。
↑
以上、引用ここまで。
お子様がADHDの場合、高校生くらいまでは「できること」と「できないこと」の差が激しいため、親が完璧を求めずどこまで我慢できるかが大切です。
ADHDの別名は「天才病」。
好きなことに関しては、すごいエネルギーとパフォーマンスを発揮します。
長い目で見てあげることが成功への秘訣です。
お子様の才能は将来必ず開花する、
お子様は天才だと信じて接してあげてください!
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