勉強しなさいと言わずに成績が上がる!

すごい学習メソッド

,

,
2024年11月22日

頑張っているのに成績が上がらない理由は?

こんにちは、藤野雄太です。

一生懸命勉強しているのに、なぜか成績が伸びない

そんな悩みを抱えたことはありませんか?

 

とくに小学中学年以上になると、勉強量を増やしても思うような結果が出ないことがあります。

 

なぜこんなことが起こるのでしょうか?

 

その原因の一つは、「勉強はしているけれど、思考力が十分に育っていない」ことにあります。

 

世界的な発達心理学者である今井むつみさんによれば、思考力とは「知識を活用して推論し、問題を解決する力」を指します。

 

ただ暗記するだけではなく、学んだ知識をどのように使うかがカギとなるのです。

 

たとえば、テストの文章問題に直面したとき、単に知識を覚えるだけではなく、それを使って答えを導き出すプロセスが必要です。

 

しかし、知識を覚えることに集中しすぎてしまうと、その知識を活用する力が十分に育たないことがあります。

 

つまり、「暗記型の勉強」だけでは、成績アップには限界があるのです。

 

そして、思考力を育てるためには、次の2つの力が重要です。

 

①実行機能

必要な情報に注目し、不必要な情報をスルーする力で、思考をコントロールする能力です。

思考のコントロールは次の3つのステップがあります。

 

・ステップ1

必要な情報に注意を向け、情報を自分の中に入れる。

 

・ステップ2

選んだ複数の情報を、一時的な記憶の貯蔵庫にためておき、すぐに取り出せるようにしておく。

 

・ステップ3

不必要な情報に注意が向かないようにしておく。

 

 

②情報処理能力

記憶にある知識を検索して、すばやく引き出す力です。

 

すばやく必要な情報を記憶から取り出すことができると、その分、脳で思考する容量を推論に使うことができます。

 

情報処理能力は年齢とともに発達していきます。

 

これらの力が知識と結びついたとき、初めて「推論」が可能になり、思考力が発揮されます。

 

そして、この思考力が本物の学力の基盤となり、結果として成績アップにつながるのです。

 

では、どうすれば思考力を鍛えられるのでしょうか?

 

ポイントは、ただ暗記するだけでなく、「なぜそうなるのか?」と常に考えながら勉強することです。

 

たとえば、歴史の年号を覚えるだけでなく、「なぜその出来事が起こったのか?」と因果関係を考える。

 

数学の公式を覚えるだけでなく、「この公式はどうして成り立つのか?」を探る。

 

このように、日常的に「考える習慣」を取り入れることが、思考力を鍛える秘訣です。

 

成績が伸び悩んでいる場合、その原因は努力不足ではなく、勉強法にあるかもしれません。

 

思考力を意識した学びを取り入れることで、きっと新しい道が開けるはずです。

 

ぜひ、今日からお子様の勉強法を見直してみてください!

 

それでは本日も、お子様と素晴らしい一日をお過ごしください!

 

★動画解説はこちら!

https://youtube.com/shorts/jIF64Opti6M?feature=share

★参考文献『ことば力と思考力』著・今井むつみ

 

____________________

誰もが才能を発揮し輝ける世界をつくる

日本一、やる気と学力を上げ未来の一流を育てる個別指導塾
スイングアカデミー

こちらから登録!

【無料相談・体験授業 受付中!】

「勉強しなさい!」と言わずに、
子どもが毎日自分から勉強するようになる
「自学自習支援付き個別指導コース」

https://yarukiup.hp.peraichi.com/

(オンライン対応、全国で受講できます!)


「小中高個別指導&MM学童コース」
https://swing-jyuku.jp

【無料相談・体験申込はこちら!】
https://swing-jyuku.jp/taiken/