こんにちは、藤野雄太です。
多くの子どもたちが小学校3年生や4年生になると、授業内容を難しく感じ始め、勉強が嫌いになる傾向があります。
これは「9歳の壁」と呼ばれる現象で、この時期に子どもたちが直面する大きな課題です。
では、なぜ「9歳の壁」が生じるのでしょうか。
それは、授業内容がより抽象的になり、普段の生活で使う言葉だけでは理解が追いつかなくなるからです。
日常会話だけで育った子どもと、本や読書を通じて抽象的な言葉を学んできた子どもとの間では、語彙力に大きな差が生まれてしまいます。
ここで重要なのは、日常会話で使われる言葉と学校の学びで必要な言葉が異なるという点です。
例えば、小学2年生の算数で代表的な難問があります。
(正解できない子が大半!)
「子どもが14人並んでいます。えいたさんの前には6人います。えいたさんのうしろには何人いますか?」
答えは7人ですが、小学高学年や中学生でも「14−6=8人」と答える子が結構います。
この問題を難しくしているのは「前」という言葉です。
多くの子どもが「前」という言葉の理解でつまずいてしまい、イメージができなくなってしまうのです。
言葉の力が弱いと、先生が話す日本語を表面的には理解していても、授業の本質をつかむことができなくなります。
これが「9歳の壁」の要因です。
しかし、心配しないでください!
語彙力は、一朝一夕で身につくものではありませんが、日々のサポートで確実に育てることができます。
お子様がつまずいている部分を一緒に確認しながら、少しずつ新しい言葉を増やしていきましょう。
例えば、スイングアカデミーでは小学生には音読、読書要約作文、探究授業などを重視していますが、これらはとても効果的な勉強です。
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また、答えを教えるだけではなく、一緒に考える時間を持つことも大切です。
「9歳の壁」を乗り越えるために必要なのは、学校や集団指導塾のように、みんなと一緒ではなく、お子様が理解できるペースで進むことです。
もちろん、お子様が楽しく学べる環境も大切です。
語彙力がついてくれば、授業内容の理解度も自然と深まり、勉強が楽しくなる日が必ずやってきます。
お子様の成長には時間がかかるものですが、少しずつ積み上げることで、大きな力に変わります。
お子様の可能性を信じ、一緒に乗り越えていきましょう!
それでは本日も、お子様と素晴らしい一日をお過ごし下さい!
★動画解説はこちら!
https://youtube.com/shorts/kwZJW4s–q0?feature=share
★参考文献『ことば力と思考力』著・今井むつみ
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