こんにちは、スイングアカデミー代表の藤野雄太です。
成績がなかなか上がらない子どもに共通するのは、「知識は教えてもらうものだ」という思い込みです。
しかし、実際は違います。
知識は「教えてもらうもの」ではなく、「自分で作り上げていくもの」です。
たとえば、「1603年に江戸幕府が開かれた」という年号を丸暗記する場合を考えてみましょう。
この場合、子どもは「1603年」や「江戸幕府」の背景を考えることなく、ただ言葉を覚えているだけです。
これは知識が子どもの頭の中で動かないため、「死んだ知識」といえます。
テストで違う聞き方をされた場合には答えることができません。
成績が伸び悩む子どもたちの多くが、この「死んだ知識」で勉強しています。
一方、「1600年に関ヶ原の戦いが起き、徳川家康が石田三成の西軍を破り、その結果、江戸幕府が開かれた」という前後関係や因果関係を考えた場合はどうでしょう?
子どもの頭の中で「なぜ?」という疑問が生まれ、知識が動き始めます。
「関ヶ原の戦い」と「江戸幕府の成立」が結びつき、「なぜ戦いが起きたのか?」といった新たな疑問も生まれます。
こうした知識のつながりが「生きた知識」です。
生きた知識はネットワーク化され、他の知識とも関連し、忘れにくく、応用もしやすくなります。
では、どうすれば「生きた知識」を増やせるのでしょうか?
大人が教え込むだけでは限界があります。
なぜなら、知識を「つなげる作業」は子ども自身が自分の頭の中で行うものだからです。
つい「これを覚えなさい」と言いたくなりますが、これでは「死んだ知識」が増えるだけです。
大切なのは「どうして?」「なぜそうなったの?」と問いかけ、「5W1H」で考える習慣をつけさせることです。
スイング小学部では名作を読ませて5W1Hで要約してもらっていますが、これはとても効果的な学習法です。
自分で考えた知識は、頭の中で動き始め、生きた知識へと変わります。
このプロセスが、子どもの成績向上にもつながっていきます。
知識は「教えてもらうものではなく、子どもが自ら作り上げていくもの」。
この考えを持つだけで、子どもの学びは大きく変わります。
ぜひ、参考にしてみてください!
それでは本日も、お子様と素晴らしい一日をお過ごしください!
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