こんにちは、藤野雄太です。
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脳の働きを操作する技術「ブレインテック」が加速しています。
私たちが手足を動かすことができるのは、脳が手足に指令を出しているからです。
脳が出した指令は脊髄の神経を経由して手足に伝わります。
ですから、怪我などにより脊髄の神経が損傷すると、脳からの指令が途切れてしまうため手足を自由に動かすことができなくなってしまいます。
しかし、近年、脳の活動を解析することにより、人工的に神経を接続することができるようになりました。
この技術により脳卒中や脊髄の損傷で手足が不自由になった患者が、再び体を動かせるようになることが期待されています。
しかし、脳の働きを操作することはよいことばかりでありません。悪用されるリスクもあります。
今日は脳を操作する新しい技術「ブレインテック」をテーマに探究します。
【2022/10/7 朝日新聞】
この10年、脳と機械をつないで情報をやりとりするBMIなどの「ブレインテック(脳の技術)」と呼ばれる技術の開発は加速し、企業の参入も目立つ。米国の企業では、サルにBMIでビデオゲームをさせる実験や、脳の血管を広げる医療機器に電極をつけ、BMIへ応用する治験も始まった。
ヒトの心のありかたを読んだり、脳活動を操作したりする技術が発展し、「脳オルガノイド」と呼ばれる脳に似た立体的な構造を細胞培養で作る技術も進歩した。治療が難しい精神疾患の治療法開発に期待がかかる一方で、心のありかたを変えたり、健康な人が能力を高めたりするために技術を使う可能性もある。
日本学術会議は、神経科学の発展による倫理、社会的な影響を無視できない状況になってきたとして8月、「神経科学領域の倫理的課題」をテーマにシンポジウムを開いた。京都大の伊佐正教授は「現時点では、技術でできることがセンセーショナルに誇張されているようにも思うが、今後技術が発展すれば、倫理的な課題も出てくる。日本学術会議で見解をまとめていきたい」と話した。
【語句の意味】
★培養(ばいよう) : 草木をつちかいやしなうこと。転じて、実力などを養い育てること。微生物・動植物組織などを、栄養・温度などの外部条件を制御しながら、人工的に発育・増殖させること。
★疾患(しっかん): やまい。病気。
★倫理(倫理): 人倫のみち。実際道徳の規範となる原理。道徳。
[広辞苑 第七版]
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