こんにちは、藤野雄太です。
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2010年にアラブ首長国連邦でマブルカンという名前のラクダが死にました。
マルブカンは体重1トンを越す大きなラクダです。
容姿を競うコンテストで優勝を重ね、多くの賞金を稼いだ英雄でした。
その死から10年後、マブルカンと容姿がそっくりのラクダが11頭生まれました。
なぜ、マブルカンは「復活」できたのでしょうか?
【2024/4/30 毎日新聞】
その死から約10年後、マブルカンのクローン11頭が生まれた。“復活”に関わったのは、かつてクローンを巡る世界的な研究不正をした韓国人研究者、黄禹錫(ファンウソク)・ソウル大元教授だ。
クローンは、同じ遺伝情報を持つ生物だ。実は、身近なところでその技術が使われている。ソメイヨシノやジャガイモなど、無性生殖する植物が代表的だ。枝を接ぎ木したり、種芋で栽培したりして、クローンを次々に増やせるためだ。
ただ、有性生殖する動物のクローンを人工的に作るのは難しい。卵子の核を、体細胞から採った核に置き換えて「クローン胚」を作り、代理母の子宮に入れて出産させる。本物の受精卵ではないため、異常が起こりやすい。胚を移植しても、実際に生まれるクローンは数%にとどまる。
クローンは「死」の概念を変えるのか。黄氏は23年にネットフリックスで公開されたドキュメンタリー映画で「生命体の死は、脳の機能と心拍が止まったときに始まるのではない。体細胞を細胞株として培養できる可能性が、完全になくなったときだ」と主張している。
北里大の小林亜津子教授(倫理学・哲学)は「遺伝情報は同じでも、生命にはそれぞれ性格など個性があり、クローンは元の個体と全く同じではない。『亡くなってもまたクローンを作ればよい』という意識が広がれば、一回きりの生命という、かけがえのなさが喪失する可能性がある」と話す。
【語句と意味】
★クローン: ひとつの細胞(さいぼう)から生まれた、遺伝子(いでんし)がおなじ個体(こたい)。
★遺伝(いでん): 親から子に形態(けいたい)や性質(せいしつ)がつたえられること。
★胚(はい):多細胞生物の発生初期の段階のもの。
*例解新国語辞典(一部改編)、他
【探究テーマ】
人工的に動物クローンをつくることは倫理的にどのような問題があるかを考えてみよう。
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