こんにちは、藤野雄太です。
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今年のノーベル平和賞は、「表現の自由」を守った2人のジャーナリストが受賞しました。
ロシアのドミトリー・ムラトフさんと、フィリピンのマリア・レッサさんです。
ロシアとフィリピンは国がとても強い力をもっている国です。
政権に対して批判的な記事を書くと弾圧を受けてしまいます。表現の自由がないのです。
しかし、権力者が好き勝手なことをやらないように、事実を発信して見張りをすることはメディアの大切な役割です。
2人は政権から弾圧を受けながらも「表現の自由」を守ったことが評価されました。
ムラトフさんは、ロシアで新聞の編集長を務めています。
やりたい放題のプーチン政権から弾圧を受けながらも、政権の正くない行いに対して批判的な記事を書いてきました。
マリア・レッサさんのフィリピンもドゥテルテ大統領が強い権力を持っている国です。
レッサさんは、政府の強引な麻薬撲滅作戦(容疑者の殺害を認める)により多くの死者が出ていることを報道しました。
その結果、政権に摘発されながらも「悪いことを悪いと言わないで黙っていることは犯罪と同じ」だとし、「表現の自由」を守るために戦いました。
皆さんは、権力をもっている人が正しくない行いをした時に、正々堂々と意見することができますか?
ムラトフさんやレッサさんのように、たとえ相手が権力者であっても正しくない行いに対しては臆することなく「表現の自由」を守る姿勢は見習いたいものですね。
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