こんにちは、藤野雄太です。
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シカやイノシシなどの野生動物による農作物の食害が年々増えています。
その額は年間161億円にのぼります。
なぜ、全国的に食害が広がっているのでしょうか。
それでは、本日の新聞記事を読んでみましょう。
【2021/12/21 朝日新聞】
全国でイノシシやシカなど野生動物の生息域が広がり、農作物の被害がやまない。
人口減少や高齢化による耕作地放棄の拡大が要因とみられるが、従来いなかった東北や北陸に入り込んでいるのは、気候変動に伴う温暖化が一因との指摘もある。
被害の一方で、野生動物を地域おこしに生かす試みもある。
農林水産省によると、鳥獣による全国の農作物被害は2020年度で161億円に上る。
そのうちシカとイノシシは計100億円と大半を占める。近年目立つのが、東方の被害だ。
環境省の推定によると、19年度末時点の全国のシカの生息数は約189万で30年前の7.3倍。
イノシシは約80万頭で同2.9倍になった。なぜ、シカやイノシシが増えたのか。
農水省は、
過疎や高齢化で里山が荒れた、耕作放棄地も増えた、狩猟者の減少、などを挙げる。
さらに、環境省などが一員として考えるのが、温暖化だ。
温暖化で国内の積雪は減少傾向にある。
野生動物が生息しやすい環境が広がり、越冬しやすくなったとみられるという。
かつて被害が少なかった東北でや北陸では、シカやイノシシを地域振興に生かす試みも広がっている。
なかでも人気なのが、ハンターの狩猟に同行する体験ツアーだ。
シカを捕らえ、解体現場を見学する。
ジビエ料理を楽しみながら、住民との交流を通して自然の豊かさや命の循環を体感してもらう。
シカの角や革を使ったインテリア雑貨の開発や、ハンター育成にも取り組む。
【探究トレーニング】
全国的に広がる野生動物による農作物の被害を減らすために、どんな対策が考えられるか考えてみましょう。
【語句の意味】
★被害(ひがい):不幸せなできごとや損害を受けること
★振興(しんこう):ものごとを盛んにすること
★過疎(かそ):人口が減り、ふつうの社会生活をすることが難しくなった地域
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