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2024年5月24日

【探究授業】:オラウータン 薬草使い治療? 〜科学〜 vol.759

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら!

https://youtube.com/live/FDhHuo8roLk?feature=share

 

ドイツのマックスプランク動物行動研究所は、

オラウータンが薬草を使い自分の顔を治療している様子を観察しました。

植物を使った動物の創傷治療を体系的に記録したのは初めてのことです。

オラウータンは、どのように薬草を使って自分の体を治療をしているのでしょうか??

【2024/5/21 朝日新聞】

「森の賢人」とも呼ばれるオランウータンが、自ら薬草を顔の傷に塗って治療する――。

そんな様子を、独マックスプランク動物行動研究所などのチームが観察した。

チームは「植物を使った積極的な創傷治療を初めて体系的に記録した」としている。

類人猿による自己治療として、薬草をのみ込んで、体内の寄生虫を抑えようとしたり、つぶした昆虫を傷に塗ったりすることが知られているが、詳細は分かっていない。

自己治療が確認されたのは、インドネシアのスマトラ島北部にすむ、スマトラオランウータンの雄「ラクス」。40歳くらいと推定される。

観察によると、2022年6月22日、顔の右側のほおに目で見て分かるほどの傷ができていた。同25日、ラクスは植物の葉や茎を口にふくみ、かんだ。その汁を指で顔の傷に塗りつけていた。この植物はフィブラウレア属の一種で、鎮痛や解熱作用などで知られる。その後、傷口は化膿(かのう)することはなく、30日にはふさがった。

チームは、ラクスが植物の汁を、体のほかの部位ではなく、顔の傷だけを選んで塗っていたこと▽行動が数回繰り返され、傷口がふさがるまでに植物の汁だけでなく、果肉も塗っていたこと――などから、治療のための意図的な行動だと推測した。今回の成果についてチームは「人類と最も近い親戚の、セルフメディケーションの存在や、創傷治療の進化の起源について新たな洞察を与えてくれる」としている。

【語句と意味】

★賢人(けんじん): かしこく、すぐれた判断力(はんだんりょく)のある人(ひと)。

★体系(たいけいてき): それぞれ別々(べつべつ)になっているものを、ある一定(いってい)の決(き)まりによって、規則(きそく)ただしくまとめあげた、その全体(ぜんたい)。

★洞察(どうさつ): ふつうではわからないようなことを見(み)ぬいたり、将来(しょうらい)のありようを見(み)とおしたりすること。

*例解新国語辞典(一部改編)、学研新レインボー小学国語辞典

【探究テーマ】

オラウータン以外にも動物のセルフ治療について調べてみよう。

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