こんにちは、藤野雄太です。

近年、子ども・大人ともに「朝」を有効に活用する「学び」が注目されています。

「朝４時起き」コンサルタント池田千恵さんの『朝活手帳』は、朝の時間帯しか載っていない手帳ですが１０年以上のベストセラーです。

朝は誰にも邪魔をされることなく集中できる時間帯だからでしょう。

（深夜もそうですが・・・）

本日ご紹介するのは『頭が良くなる朝１５分学習法』著者、ふくもとさわこさんによる「子どもに朝学習のススメ」です。

ふくもとさんは朝１５分であればほとんどの家庭で時間を捻出することができるといいます。

以下、4/12日経新聞からの引用です。

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朝、なかなか布団から出なかったり、支度に時間がかかったりする子どもを叱る親は多いかもしれない。

朝のイライラを回避するにはどうすればいいか。学習塾講師のふくもとさわこさんの助言を紹介する。

「宿題終わった？」。慌ただしい朝、子どもに小言を投げてばかりでは親もつらい。時間に追われる共働き家庭で親子ともに精神的な余裕を持つには何が効果的だろうか。私は勉強時間を朝に移す「朝勉」が選択肢のひとつになると考えている。

放課後や晩ご飯の後は子どもものんびりしたい。運営する塾で保護者と面談して子どもの生活リズムを聞くと、朝15分ならほとんどの家庭で時間を捻出できるとわかった。3つのステップをおさえると、朝勉が無理なく身につくと思う。

まず、夜のうちに朝勉の準備を整えておく。食卓に算数や漢字などのドリルのほか、鉛筆2本、消しゴム2個、時計をセットしてから寝る。準備は親がしてあげるといい。用意するのは15分で無理なく終わる量の宿題だ。計算や漢字のプリント1枚と、ドリル1ページ程度が目安になる。

朝起きたら朝食前に勉強開始だ。トイレをすませ、うがいをするよう促す。水か白湯を飲ませて学習セットの前に座らせる。「よーい、ドン!」で勉強を始める。その間、親は朝食を用意しよう。

朝勉が終わったら学習セットを片付け、代わりに朝食を食卓に並べ食べさせる。その後、歯磨き、着替えなどをすませて登校する。習慣化するまでは親が食卓の向かい側に座り、勉強の様子を見守ってもいい。

 子どもが途中で飽きてしまうようなら、そこで切り上げても構わない。あきらめずに毎朝学習機会をつくり、少しずつ時間を延ばしていくことが大切だ。

なかなか言うことを聞かない子も習慣化していくことで、歯を磨くのと同じくらいの感覚になる。朝勉を「必ずやること」にしてしまえば、子ども自身が習慣が崩れることを嫌がるようになり、続けられる。

5～6歳ごろから始めると習慣化しやすい。まずは2週間を目標に始め、1週間に1度実現できれば大成功だ。失敗したらリセットすればいい、とおおらかな気持ちでいることが実りあるゴールにつながる。

成功したら、その日の前日の行動を振り返ってみてほしい。何時に晩ご飯を食べ、お風呂に入ったか。その成功体験を軸に1日のスケジュールを立て「我が家のルール」として固定化しよう。

大事なのは、短時間でも毎日繰り返し学習することだ。復習すれば記憶の定着度は高まり、他の記憶ともつながって脳内で整理されていく。

目標を達成したらしっかり褒めることも大事だ。「きょうはこれだけやろうね」と決め、できたら褒めることで子どものやる気を引き出す。カレンダーにシールを貼るのもわかりやすくていい。「ここまでできたらおいしいスイーツを食べに行こう」などと約束して外出すると、親子のコミュニケーションも深まる。

子どもを朝勉に取り組ませるには、慣れてくるまでは親が段取りし、協力することが必要だ。最初はつらいと感じるかもしれないが、子どもと一緒に朝型に切り替えれば、親も朝の活動量が増えて1日を有効活用できるようになる。

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以上、引用ここまで。

うまくいく３つのコツ

①成功した日の行動を繰り返す

②早寝を優先

③ゴールを達成したらしっかり褒める

は朝学習に限らずすべての学習において大切なことだと思います。

ぜひ、参考にしてみてください。