【探究授業】：岸田首相襲撃事件〜社会〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

和歌山市で15日、衆議院補欠選挙の応援に訪れていた岸田首相に爆発物が投げ込まれる事件が起きました。

昨年7月の安倍元総理銃撃事件を受け、要人の警護を強化していましたが、依然として隙があることが浮き彫りとなりました。

なぜ、このような事件が起きてしまったのでしょうか？

【2023/4/16日経新聞】

岸田文雄首相が衆院補欠選挙の応援に訪れていた和歌山市の演説会場で15日、筒状のものが投げ込まれ、爆発する事件が起きた。

首相は避難し無事だった。和歌山県警は投げた男を威力業務妨害容疑で現行犯逮捕した。

安倍晋三元首相の銃撃事件から9カ月余りで現職首相が選挙期間中に危険にさらされた。

5月の主要7カ国首脳会議（G7サミット）を控え、要人警護の強化と態勢の検証が求められる。

警察庁は15日、全国の警察に要人警護を強化するよう指示した。

警察官の配置の増強や不審物の検索、不審者に対する積極的な所持品検査の実施などを求めた。

G7サミットなどに向けて隙のない警備態勢をつくれるか、強化策の実効性が問われる。

【語句の意味】

★衆議院(しゅうぎいん)：参議院とともに国をつくっているしくみの１つ。全国のそれぞれの選挙区から国民の選挙によってえらばれた議員でつくられ、国の予算や法律などを決める。

★選挙(せんきょ)：投票などによって、ある地位や役目つく人を、多くの人の中から選ぶこと。

★警護(けいご)：用心して守ること。

(小学国語辞典学研)

【探究テーマ】

暴力によって政治的な目的を成しとげようとする考え方や行動をテロリズムといいます。選挙は民主主義の根幹を成すため絶対に許される行為ではありません。

昨年の安倍元総理襲撃事件以来、国は要人の警護体制を強化してきましたが、今回のテロを未然に防ぐことはできませんでした。

どのようにすれば選挙でのテロ行為を防ぐことができるかを考えてみよう。

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