こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

https://youtu.be/pdCw2UnuD7o

 

今年の夏も例年並みかそれ以上に暑くなることが予想されています。

そこで気になるのが電力です。

実は今年の夏、電力が足りなくなるのではという不安がありました。

理由は３つあります。

 

１つ目は、火力発電所が減っていることです。

日本の電力は７割以上を火力発電に頼っています。

しかし、寿命の目安となる４５年を超え、ストップしたり取り壊される発電所が相次いでいます。

 

２つ目は、原発が依然として再稼働しないことです。

原発は80年以降に日本の電力の３割を占めるようになりましたが、

2011年の東日本大震災以降は安全のため全ての原発を止めました。

現在、再稼働には厳しい条件が設けられ、再稼働しているのは１０基のみです。

 

３つ目は、世界的な「脱炭素」の流れです。

世界は地球温暖化を止めるため「脱炭素」の動きを加速させています。

具体的には二酸化炭素を排出する火力発電から再生可能エネルギーへの転換です。

しかし、再生可能エネルギーは温室効果ガスを出さないクリーンなエネルギーですが、

コストが高い、天候に左右されるため安定的な電力の供給ができないなどの課題があります。

 

では、本当に電力が足りなくなったらどうするのでしょうか？

まず、予備率が３％未満になった場合は、

国が節電を要請します。

家や会社の照明を消したり、エスカレーターを止めたりするなどです。

 

さらに予備率が１％未満になった場合は、

電力会社が計画停電を行います。

計画停電とは、決まった時間に停電を行う処置です。

2011年の東日本大震災の時に行いました。

 

さて、今年の夏は無事に電力不足を乗り切ることができるでしょうか？

ぜひ、みんなができる節電対策を考えてみてください！

 

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