こんにちは、藤野雄太です。
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アメリカザリガニとは、
アメリカから持ち込まれた極めて繁殖力が高いザリガニです。
環境省は生態系に悪影響を与えるアメリカザリガニを特定外来生物に指定し、
駆除しようとしていますが完全駆除には至っていません。
外来生物法という法律をつくり、
指定生物の飼育、栽培、保管、輸入などを禁止しています。
★「特定外来生物」
外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。
特定外来生物は、生きているものに限られ、個体だけではなく、卵、種子、器官なども含まれます。
(環境省HPより)
特定外来生物のなかでも、アメリカザリガニは手を焼いています。
アメリカザリガニは1927年にウシガエルのえさとしてアメリカから日本に輸入されました。
しかし、何でも食べてしまうアメリカザリガニは、池の中の生き物や植物をどんどん食べつくしていきます。
その結果、池から植物や生き物が消え、池の生物を食べていた鳥や哺乳類なども池から姿を消してしまいました。
アメリカザリガニだけが、どんどん増えてしまったのです。
では、なぜ、池の中に食べるものがなくなっても、
アメリカザリガニは生き残ることができるのでしょうか?
それは、アメリカザリガニは雑食で何でも食べてしまうからです。
池の中に生き物がいなくなっても、落ち葉や泥などを食べて生き残っているのです。
【探究問題】
生態系を守るために、どうすればアメリカザリガニを駆除することができるでしょうか?
その方法を考えて発表しましょう。
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