こんにちは、藤野雄太です。
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舐めたら味がするテレビがあると言ったら信じられますか?
テレビは食べるものではなく見るもの。
そんな常識を破壊する発明をしたのは、明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科学科長の宮下芳明さんです。
「誰も体験したことがないモノやコトを世の中に広げる」をうたい、
「味わうテレビ TTTV」を開発しています。
舐めたら味がするテレビとはどのようなものなのでしょうか?
それでは本日の新聞記事を読んでいきましょう!
【3/24朝日新聞】
研究は答えのない問いをたて、試行錯誤して考え抜く作業だ。明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科は「まだ体験したことのないモノやコトを世の中に広げる」ことをうたう。学科長の宮下芳明教授は、味を再現する装置など、研究室から様々なプロトタイプを生み出して、表現の未来を見せている。
3月中旬、東京都内で、宮下さんが開発した「味わうテレビ TTTV」の展示デモがあった。
映像をなめるとその味がするという新しい「味覚メディア」だ。
人間の舌には、甘み、塩味、酸味、苦み、うまみの「基本5味」を感じる受容体がある。基本5味を測る味覚センサーは実用化されている。宮下さんは食べ物の測定データを入力すると、その通りにそれぞれの味の溶液が噴霧される装置を開発した。透明フィルムに吹き付けて、食べ物を映したディスプレーに重ね、「絵に描いた餅が、本当に味がする」ようになった。同じ原理でご飯やトーストなどに噴霧して好きな味を再現して食べることもできる。
開発のきっかけはコロナ禍だ。この2年、旅行や外食ができなくなり、食を自由に楽しむことが難しくなった。テレビジョン、テレホン、テレワークがあるのなら「テレイート」もできるのでは。早速プロトタイプ(試作品)を作った。
味をどこでも再現できるようになるとどうなるか。オンライン試食や、プロの味を家で再現できる「調味家電」、バーチャルリアリティー(VR)と組み合わせた食事会など、アイデアは広がる。英BBCは味わうテレビを「Netlicks?」(lickは「なめる」の意味)と紹介。動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」をもじって、味覚の定額配信サービスに期待を寄せた。
僕は絶対に自分の可能性をそぎ落としたくなかった」。ユニークな経歴はすべて今につながっている。
「受験勉強や専門分野に集中し、それ以外はやるだけ無駄という考え方が気になる。みなが最適化したがるが、ルールが変われば、最適化しすぎたものは滅びる」
【語句の意味】
★体験(たいけん):自分が身をもって経験すること。また、その経験。
★味覚(みかく):
味覚器官に化学物質が刺激となって生じる感覚。塩味・酸味・甘味・苦味の4種の基礎感覚に分けられ、近年、第5の味覚としてうま味が認められる。
★メディア:媒体(ばいたい)。手段。特に、マス‐コミュニケーションの媒体。
・媒体:媒介するもの。伝達の媒介となる手段。メディア。
・媒介(ばいかい):双方の間に立ってとりもつこと。なかだち。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
味わうテレビ「味覚メディア」が登場したら、どのようなサービスや商品が生まれると思いますか。
考えてみよう。
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