こんにちは、藤野雄太です。
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20年後にお花見ができなくなるかもしれません。
サクラなどの木を食い荒らす「犯行」が全国で拡大しているからです。
犯行といっても犯人はヒトではありません。特定外来生物のクビアカツヤカマキリです。
クビアカツヤカマキリとはどのような虫なのでしょうか?
それでは本日の新聞記事を読んでいきましょう。
【2020/11/2読売新聞】
サクラやモモ、ウメなどの木を内側から食べて枯らす外来種クビアカツヤカミキリの被害が拡大している。
2012年に愛知県で初めて確認されて以降、被害は11都府県に広がり、公園や学校などのサクラ、果樹園のモモが続々と枯れている。専門家は「最悪の場合、20~30年で花見ができなくなる」と警告している。
「何度駆除しても次々と現れ、対策が追いつかなかった」。群馬県館林市の県立館林高校の本田弘二事務長(57)は、穴だらけになったソメイヨシノの幹の前でこう嘆いた。
木を衰弱させるのは幼虫だ。サクラやモモなどバラ科の樹木の内部に1~3年潜み、木を食い荒らす。
成虫は6~8月の1か月ほどしか生きられず、樹皮に卵を産み付ける。
やっかいなのは、繁殖力と移動力の高さだ。
日本在来のカミキリの産卵数は多くて100個程度だが、クビアカは多いと500個を超える。
成虫は風に乗ると2キロ以上移動することもある。
日本には好物のモモやサクラが多く、天敵が少ないことも繁殖の一因とみられる。
【語句の意味】
★外来種(がいらいしゅ): 人為によって渡来した、その地域に在来でない生物種。
「人為」(じんい):人の力で行うこと。人間のしわざ。
★駆除(くじょ): 追い払い、取りのけること。
★繁殖(はんしょく):
(植物が)しげり増えること。(動物が)増えはびこること。生殖により個体数を増すこと
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
サクラやモモなどの木を食い荒らすクビアカツヤカマキリを駆除する方法を考えてみよう。
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