【探究授業】：「核兵器禁止条約」第１回締約国会議が始まる〜朝日新聞・国際〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

核兵器禁止条約の第１回締約国会議が本日からウィーンで始まります。

核兵器禁止条約とは核兵器を使うだけでなく、作ることや持つことも禁止した条約です。

２０１７年に国際連合で採択され、現在６２カ国・地域が参加しています。

日本は世界で唯一の戦争被爆国ですが、この条約には参加していません。

なぜでしょうか？

理由は、日本はアメリカの核の傘に守られているためです。

今日は核兵器禁止条約をテーマに探究します。

【朝日新聞】

　＜核兵器禁止条約と締約国会議＞

核兵器を国際法として初めて全面的に禁じ、２０１７年に国連で採択された。

核兵器の開発や使用、威嚇などをすべて禁止しており、核被害者への援助も規定している。

今年６月１３日現在、６２カ国・地域が批准しているが、米ロ中英仏などの核保有国や、米国の「核の傘」の下にいる日本などは入っていない。

条約に基づき、２年おきに開かれることになっている締約国会議は２１～２３日にウィーンで初めて開かれる。

米国と同盟関係にあるドイツやノルウェー、オーストラリアなどがオブザーバー（傍聴者）として参加するが、日本政府は見送りを表明している。

【語句の意味】

★核兵器(かくへいき):

核反応を利用した兵器。原子爆弾・水素爆弾・中性子爆弾、また核弾頭を装着したミサイルなど。

★締約(ていやく)：契約または条約を結ぶこと。

★採択(さいたく)：えらびとること。議案・意見などを選んで採用すること。

[広辞苑第七版]

【探究テーマ】

日本は唯一の被爆国ですが、今回の会議にオブザーバーとしても参加を見送っています。

もしあなたが当事者であるとしたら、参加、不参加どちらの立場をとりますか？

その理由も書きましょう。

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