こんにちは、藤野雄太です。
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本日、安倍元首相の国葬が行われました。
国葬とは国に立派な仕事をされた人の死去に際し、国が全額を負担して行う葬儀のことです。
今回、安倍元首相の国葬をすべきかどうかで国民の意見が割れました。
なぜ、国葬が大きな議論となっているのでしょうか。
今日は安倍元首相の国葬をテーマに探究します。
それでは新聞記事を読んでいきましょう。
【2022/7/22 朝日新聞】
Q 参院選の遊説中に銃撃(じゅうげき)を受けて亡くなった安倍晋三(しんぞう)元首相の葬儀(そうぎ)は「国葬(こくそう)」になるんだね。
A 岸田文雄(ふみお)首相が14日の記者会見で表明した。9月27日に日本武道館(東京)で行う方向だ。
国葬とする理由について首相は「安倍元首相を追悼(ついとう)するとともに、我が国は暴力に屈(くっ)せず、民主主義を断固として守り抜(ぬ)くという決意を示していく」とした。
国内外から幅(はば)広い哀悼(あいとう)・追悼の意が寄せられたことも踏まえたとしている。
Q 国葬って何なの?
A 国費でまかなわれる葬儀で、国の儀式(ぎしき)として行われる。
対象や形式などを定めた法令はない。
戦前は国葬令があったが、1947年に失効した。今回、首相は国の儀式は内閣府が行う事務だと定めた内閣府設置法を根拠(こんきょ)に挙げた。
【ワンポイント解説】
賛成と反対で意見が割れている大きな理由は、「国葬」についての法律がないなか、政府の判断で決定してもよいのかという点です。
また国葬にかかる16億円という費用も議論の対象となっています。
【語句の意味】
★国葬(こくそう) : 国家の大典として国費で行う葬儀。
★葬儀(そうぎ): 死者をほうむる儀式。葬礼。葬式。
[広辞苑 第七版]
★儀式(ぎしき): 公事・神事・仏事または慶弔の礼などに際し、一定の規則に従って行う作法。また、その行事。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
あなたは安倍元首相の国葬に賛成、反対どちらの立場ですか?
その理由も書きましょう。
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