【探究授業】：衝撃画像生成AI「ステーブル・ディフュージョン」〜経済・日経新聞〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

世界のAI研究者に衝撃を与えている画像生成A Iソフトがあります。

「ステーブル・ディフュージョン」です。

英スタビリティーAIのCEOエマド・モスタークさんが開発しました。

専門知識がなくても文章を入力するだけでAIが自動的に画像をつくりだします。

「ステーブル・ディフュージョン」とは、どのようなソフトなのでしょうか？

それでは本日の新聞記事を読んでいきましょう！

【2022/9/30 日経新聞】

文章を基に精巧な画像を生み出す人工知能（AI）ソフト「Stable Diffusion（ステーブル・ディフュージョン）」が世界のAI研究者らに衝撃を与えている。

その特徴を「生成型検索エンジン」と表現し、AI開発の目標として「誰もが思い描くあらゆるものをつくれるようにする」と強調した。

ステーブル・ディフュージョンは約20億枚のデータで訓練された最先端の画像生成AIだ。専門知識がない人でも簡単なフレーズを入力するだけでリアルな画像をつくり出せる。

記者が試しに「A dog standing on a mountain covered with snow（雪に覆われた山に立つイヌ）」と入力すると、数十秒後に4つの画像が表示された。

犬種や構図はさまざまだが、どれも本物の写真と言われても違和感のない精巧さだ。末尾に「painted by an artist（芸術家によって描かれた）」と加えると、今度は絵画風の画像が出力された。葛飾北斎やゴッホなど特定の画家の作風も再現できる。

モスターク氏は同社のミッションを「人類の潜在能力を活性化するための基盤をつくること」だと位置づける。

「将来は全ての人がそれぞれの国や文化、背景や文脈を反映した独自の（AIの）モデルを持つようになる」と展望した。

【語句の意味】

★精巧(せいこう) ：細工のこまかく巧みなこと。

細工：手先を働かせて細かい物を作ること。また、そのもの。その職人。

★人工知能(じんこうちのう)：推論・判断などの知的な機能を備えたコンピューター‐システム。

★生成(せいせい)：生じて形を成すこと。

[広辞苑第七版]

【探究テーマ】

エマド・モスタークさんは画像編集スキルがない人でも言葉を入力するだけで画像をつくり出すことができる「人の能力拡張ソフト」を開発しました。

画像生成以外の「人の能力拡張ソフト」を考えてみよう。

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