こんにちは、藤野雄太です。
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みんなも読んだことがある「アリとキリギリス」のお話では、アリは堅実な生き物として描かれていますよね。
確かにアリは働き者のイメージがあります。
しかし、集団の中には一定の割合でナマケモノのアリが存在しています。
では、このナマケモノのアリは、ダメなアリ「ダメアリ」なのでしょうか?
実は、ナマケモノのアリは、集団の中で重要な役割を担っているというのです。
いったい、どんな役割なのでしょうか?
それでは、本日の新聞記事を読んでいきましょう。
【2022/10/9 読売新聞】
寓話「アリとキリギリス」で働き者として描かれるアリ。しかし、集団の中には、鈍すぎて仕事に気がつかない働きアリが交じっているという。
働かないアリが無駄な存在かというと、そうでもない。
北海道大の長谷川英祐准教授(進化生物学)が日本全国にいる「シワクシケアリ」を観察したところ、全体の2割程度の働きアリで仕事をしているそぶりが見られなかった。
さらに、コンピューターを使って、働きアリが一斉に働くコロニー(集団)と、働かないアリが一定程度いるコロニーを仮想して比較すると、働かないアリがいる方が、やや長く存続することがわかったという。
一斉に働くと短期的には仕事の効率はいいが、やがて皆疲れて動けなくなる。
卵の世話など中断できない仕事が滞って、コロニー全体の維持に影響する。
働かないアリがいれば、疲れて休んでいるアリに代わって働ける。
長谷川さんは、働かないアリは緊急事態に出動する「待機要員」と推測、「目先の効率だけを追い求めすぎると、その集団は早く滅ぶ」と指摘する。
【語句の意味】
★寓話(ぐうわ) : 教訓または諷刺を含めたたとえ話。動物などを擬人化したものが多い。
★存続(そんぞく): ひきつづいて存すること。存在し続けること。
★効率(こうりつ): 一般に、仕事の能率。
能率:一定の時間にできあがる仕事の割合。仕事のはかどり方。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
本文では働かないアリの存在理由は緊急時の「待機要員」だと推測されています。
あたなの推測を書いてみよう。
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