こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
4年に1度開催されるサッカーのワールドカップが昨日開幕しました。
今回のワールドカップは中東のカタールで開催されています。
中東初開催です。
カタールとはどんな国なのでしょうか?
今日はカタールW杯をテーマに探究します。
【2022/11/21 朝日新聞】
■天然資源豊かな砂漠(さばく)の国。W杯の施設整備めぐり批判も
Q 20日に中東のカタールで、サッカー・ワールドカップ(W杯〈はい〉)が始まるね。どんな国なの?
A 国の面積は秋田県よりやや狭くて、人口は約290万人の小さな国だよ。人口のうち9割は、南アジアやアフリカ出身の外国人労働者とされる。夏場は気温が40度以上になるんだ。雨はとても少なくて、砂漠(さばく)が広がっている。
Q 主な産業は?
A 天然ガスや石油の輸出を支えに、経済は成長してきた。天然ガスの埋蔵量(まいぞうりょう)は世界3位で、日本は最大の輸出先の一つだ。昨年の1人あたりの国内総生産(GDP)は6万9千ドル(約960万円)で世界8位。7位の米国と同じぐらいで、27位の日本の1・75倍だった。
Q 豊かな国なんだね。
A 天然資源の輸出による収益があるので、国民は所得税を払(はら)う必要がない。電気や水道、教育や医療(いりょう)といった費用も、無料やそれと同じぐらいの安さで提供されているんだ。
Q W杯をめぐっては批判もあるの?
A 大会に向けて、スタジアム7カ所や、空港や地下鉄、道路、ホテルを新しく整備した。国際人権団体や報道機関は、建設に携(たずさ)わったインドやパキスタン、ネパール、バングラデシュなどからの外国人労働者が大勢亡くなったことや、賃金がきちんと支払われていない場合があると指摘(してき)しているよ。
【語句の意味】
★天然(てんねん): 人為の加わらない自然のままの状態。また、人力では如何ともすることのできない状態。自然。
★資源(しげん): 生産活動のもとになる物質・水力・労働力などの総称。
★埋蔵(まいぞう): 主として地下にうずめかくすこと。うずもれていること。天然資源が地中にうまっていること。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
サッカーワールドカップ出場国から好きな国を1つ選び、その国について調べてみよう。
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