【探究授業】：世界最強戦車「レオパルト２」ってなに？〜軍事〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

先週２０日、ドイツでウクライナを支援するアメリカやドイツの代表が集まり国際会議が開かれました。

各国はドイツにウクライナが強く求めているドイツの戦車「レオパルト２」を供与するよう要求しましたがドイツは決断しませんでした。

レオパルト２は「世界最強の主力戦車」と呼ばれていて、ヨーロッパに２０００両ほどある戦車です。

なぜ、ドイツはレオパルト２の供与に二の足を踏んでいるのでしょうか？

【2023/1/22 読売新聞】

ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援を巡る国際会合が２０日、ドイツで開かれ、ウクライナが求めていたドイツ製戦車「レオパルト２」の供与は結論が出ずに先延ばしになった。

供与が実現すれば地上戦を一変させる可能性を秘める戦車を巡る決断は、今後の戦況を左右する。

レオパルト２は東西冷戦中に開発され、旧ソ連製戦車の砲撃に耐えられる装甲を持つ。

２キロ・メートル以上離れた旧ソ連製戦車を貫通する強力な火力も備え、バランスがとれた戦車だ。

ドイツが戦車の供与に二の足を踏むのは、戦闘の激化につながることへの懸念に加え、第２次世界大戦のナチスの歴史も背景にある。

独ソ戦では苛烈な戦車戦が繰り広げられ、再び、ドイツの戦車がロシアと相まみえるのは「ドイツ人には感情的に受け入れがたい」とされる。

【語句の意味】

★供与(きょうよ)：物や利益を相手方に得させること。

★装甲(そうこう)：敵弾に破られないために、船体・車体などに甲鉄板を張ること。

★苛烈(かれつ)：きびしく烈しいこと。

[広辞苑第七版]

【探究テーマ】

あなたはドイツがレオパルト２をウクライナに供与にすることに賛成・反対どちらですか？

その理由も書きましょう。

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