【探究授業】：トルコ M7.8大地震〜社会〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

６日、トルコでM7.8の大地震が発生しました。死者は5000人を超え、今も救助活動が続いています。トルコは複数のプレート（岩版）に囲まれているため世界有数の地震が多い国です。

なぜ、今回の地震は死者5000人以上という甚大な被害をもたらしたのでしょうか。

今日はトルコで起きた大地震をテーマに地震のメカニズムについて探究します。

【2023/2/8 読売新聞】

今回のトルコ南部の地震による最大の揺れは、日本の震度７に相当するとみられることが、専門家の分析でわかった。

震度は最大が７で、国内では１９９５年の阪神大震災や２０１１年の東日本大震災、１６年の熊本地震などで観測された。汐満助教は「トルコの地震でも広い範囲が強く揺れ、その結果、多くの建物が倒壊したとみられる」と話す。

トルコは日本と同様に、周辺で複数のプレート（岩板）がぶつかり合い、プレートの境界にひずみがたまって地震が起きやすい。今回の地震はアラビアプレートとアナトリアプレートの境界にある「東アナトリア断層」付近で発生した。最初のＭ７・８の地震の９時間後には、Ｍ７・５の余震が起きている。

【語句の意味】

★プレート：地殻とマントル最上部を含む、厚さ約100キロメートルの板状の部分。地球の表面を十数枚に分かれて覆い、それぞれに水平運動をする。日本列島周辺には、太平洋プレートとフィリピン海プレート、アジア大陸をつくるユーラシア‐プレートと、北米大陸から延びる北米プレートがある。

★断層(だんそう)：地層や岩石に割れ目を生じ、これに沿って両側が互いにずれている現象。

★震度(しんど)：ある地点での地震動の強さの程度を数値化したもの。

[広辞苑第七版]

【探究テーマ】

大地震の対策には、耐震化、津波対策、火災対策、水害対策、土砂災害対策などがあります。

他にどのような対策があるかを考えてみよう。

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