【探究授業】：忠犬ハチ公生誕100年〜社会〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

忠犬ハチ公として有名な秋田県のハチが、今年の１１月で生誕１００年を迎えました。

ハチは飼い主だった上野英三郎さんが帰ってくるのを、上野さんの死後も渋谷駅前で待ち続けた犬です。

今日は忠犬ハチ公をテーマに探究します。

【2023/12/10毎日新聞】

これほど有名な犬もなかなかいないのではないでしょうか。

東京（とうきょう）・渋谷駅（しぶやえき）前にある「忠犬（ちゅうけん）ハチ公像（こうぞう）」のモデルとなった秋田犬（あきたいぬ）のハチが11月に生誕から100年を迎（むか）えました。

Q　上野博士は渋谷駅の近くに住んでいたの？

A　はい。現在の渋谷区松濤（しょうとう）地区に住んでいました。ハチの日課は、博士の通勤や出張の際に駅までお供をすることでした。

そんな日常は約1年4カ月で終わりを告げます。博士が25年5月、学内で倒（たお）れて急逝（きゅうせい）したのです。ハチは博士の死後もその帰りを駅前で待ち続け、じっと座っている姿は多くの人に目撃（もくげき）されました。

亡きあるじを待ち続けるハチの話は32年に新聞記事で取り上げられ、一躍（いちやく）有名になりました。

これをきっかけに、ハチを一目見ようと、大勢の人たちが駅を訪れるようになりました。

Q　ハチは人気者だね。生誕100年を記念した催しもあったのかな？

A　11月12日には一日限定で、渋谷のハチ公像の周りにアート作品としての部屋が設けられました。ハチを休ませようとの粋（いき）な計らいでした。

【語句と意味】

★生誕(せいたん)：ひとが生(う)まれること。

★日課(にっか)：毎日(まいにち)するように決(き)めてあることがら。

★一躍(いちやく)：順番(じゅんばん)をとびこして進(すす)むこと。

*学研小学国語辞典、他

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