【探究授業】：「花粉症」撲滅作戦〜科学〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

花粉症の季節がやってきました。

花粉症の患者は日本人の４割にも上ります。

花粉症は体調不良や意欲低下を引き起こすため、その経済的損失は１日あたり２０００億円になると試算されています。

なぜ、花粉を吸い込むと、くしゃみや鼻水が出るのでしょうか？

また、花粉を減らすことはできないのでしょうか？

【2024/2/16 読売中高生新聞】

花粉症が経済に及ぼす影響も深刻なものがある。

症状のせいで仕事に集中できなくなったり、働く意欲が低下したりする人が多いためだ。

大手家電メーカーのパナソニックが2020年に発表した試算によると、その経済的損失は、なんと1日当たり約2215億円にも上るという。

事態を重く見た政府は去年、今後30年でスギ花粉の飛散量を半減させる目標を掲げ、人工林伐採などの対策を本格化している。

花粉症はアレルギーの一種で、体内に入ってきた花粉を排除しようとする免疫反応が過剰に起きてしまっている状態だ。

体の免疫システムが花粉を異物と認識すると、それに対抗するためのたんぱく質「IgE抗体」が作られる。

IgE抗体は花粉が体内に入ってくるたびに作られ、「マスト細胞」と呼ばれる細胞と結びついて少しずつ蓄積されていく。

その量が一定に水準に達すると、花粉の侵入に反応してマスト細胞から「ヒスタミン」などのアレルギー物質が分泌されるようになる。

これらが鼻の神経や血管を刺激し、花粉を追い出すために、くしゃみや鼻水といった症状が表れるのだ。

日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会が2019年に行った調査では、全体の３８．８％がスギ花粉だと答え、０８年の前回調査から１０ポイント以上も増えていた。

いまや「国民病」ともいえる状況だ。

【語句と意味】

★試算 (しさん)：正式(せいしき)にではなく、ためしに計算(しさん)してみること。

★損失(そんしつ)：利益(りえき)や財産(ざいさん)、また、たいせつなものをうしなって、損(そん)をすること。

★過剰(かじょう)：ひつよういじょうに、多(おお)くなっていること。

*学研小学国語辞典、例解新国語辞典

【探究テーマ】

花粉を減らす方法を考えてみよう。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

日本一、子どものやる気に火をつける塾・スイングアカデミー

【無料相談・体験授業のご案内】

（オンライン対応、全国で受講できます！）

お子様の勉強の意欲、成績、進路などでお悩みではありませんか？

まずは、お気軽に無料相談にお申込みください。

スイングアカデミー、MM学童は知的好奇心を高める授業で、

お子様の勉強の意欲を引き出し、思考力・判断力・表現力を育てます。

（対象：小１から高３）

＜体験・入会までの流れ＞

下のフォームから問合→無料相談面談→体験授業

スイングアカデミー・MM学童への

体験・お問合せはこちら！

↓

すごい学習メソッド