こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

どうすれば人は「幸せ」になることができるでしょうか？

そもそも「幸せ」とは何でしょうか？

今日の探究授業は「幸せ」をテーマに探究します。

それでは本日の新聞記事を読んでいきましょう。

【4/12日経新聞】

幸福学とは幸せになる仕組みを学術的な根拠に基づいて体系化する学問です。

幸せを測るのには色々な尺度があります。

大きく分けると、「ハッピー」と「ウエルビーイング」の2つです。

前者は「いま楽しいか」など短期的な幸せの尺度、後者は「人生に満足しているか」といった長期的な幸せの尺度です。

私は広い視野でとらえて、幸福学という言い方をしています。

1つ目は自己実現と成長です。

「やってみよう」因子と名付けています。やりがいや強みを持ち、主体性の高い人は幸せということを表します。

2つ目は「ありがとう」因子。

つながりや感謝、利他性や思いやりを持つことが幸せにつながります。

3つ目は「なんとかなる」因子です。

前向きで楽観的、何事もなんとかなると思えるポジティブな人は幸せです。

4つ目は「ありのまま」因子。

自分を他者と比べすぎず、自分らしさを持っている人は幸せになります。

この4つの因子を満たすように心がけていれば、幸せになると提唱しています。

【語句の意味】

★幸せ(しあわせ)： 幸福。好運。さいわい。また、運が向くこと。

★幸福（こうふく）：心が満ち足りていること。また、そのさま。しあわせ。

★因子（いんし）： ある結果を生ずるもととなる諸要素の一つ。要因。

[広辞苑 第七版]

【探究テーマ】

幸せになる４つの因子のうち１つを選び、今日から自分ができることを考えてみよう。