こんにちは、藤野雄太です。
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昨日1月10日は「成人の日」でした。
しかし、今年4月から民法が改正され大人になる年齢が20歳から18歳に引き下げられます。
どんなことが変わるのでしょうか?
それでは、本日の新聞記事を読んでいきましょう!
【1/10 朝日小学生新聞】
<146年ぶり成人年齢下がる>
日本では1876(明治9)年から成人になる年齢が20歳でしたが、146年ぶりに改められることになりました。
同志社女子大学特任教授の藤原孝章さん(社会科教育)は
「少子高齢化が進む中、若者を社会の担い手としてむかえ入れたいという国のねらいがある」
とみています。
高校進学率がほぼ100%となった今、18歳は「社会に出るための準備」ができているとみなされます。
高校では4月から、消費者の権利についても学ぶ科目「公共」が必修になります。
さらに、海外では18歳で成人になることが主流です。
こうしたことが成人年齢の引き下げの背景にあります。
<4月から18歳以上は…>
× お酒、たばこ、ギャンブルは20歳から
<18歳で契約を結べます>
成人年齢の引き下げによる大きな変化の一つが、18歳で契約を結べるようになることです。
アパートや携帯電話などの契約を親の同意なしでできるようになります。
未成年のうちは、条件を満たせば契約を無効にできる「未成年者取消権」がありますが、この権利が18歳で使えなくなります。
藤原さんは「よく契約内容を読まずに商品を買って高額な請求をされるなど、トラブルが起こりえる」と指摘します。
一定の期間は解約できる「クーリングオフ」という制度など、どのように解決できるかを知っておくことが大切だといいます。
現在、女性が結婚できる年齢は16歳からですが、男性と同じ18歳からになります。
10年有効のパスポートを取ること、国家資格に基づく職業に就くことも18歳でできるようになります。
<お酒、たばこは20歳から>
18、19歳の人が罪をおかした場合、これまでは少年法によって名前を報じることが禁じられていました。4月からは、起訴(裁判にかけられること)されると実名で報じられるようになります。
一方で、お酒を飲むこと、たばこを吸うこと、ギャンブル(かけごと)は、今まで通り20歳からです。
【探究トレーニング】
成人年齢を20歳から18歳に引き下げることに、あなたは賛成ですか反対ですか?
その理由も考えましょう。
【語句の意味】
★成人(せいじん):心と体が十分に成長して大人になること
★民法(みんぽう):個人の権利や義務に関する法律
★改正(かいせい):決まっているルールなどを変えること
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