こんにちは、藤野雄太です。
北朝鮮が昨年と今年に発射した「極超音速ミサイル」の脅威が日に日に増しています。
極超音速ミサイルは探知が難しいため、戦争を根本から変えてしまうゲームチェンジャーになるとさえ言われています。
極超音速ミサイルとは、どのようなものなのでしょうか?
それでは、本日の新聞記事を読んでいきましょう!
【2/18 朝日新聞】
北朝鮮が「極超音速」と呼ばれるタイプのミサイルを相次いで発射したと発表した。
開発は東側諸国が先行しており、迎撃が極めて難しいことから、戦争のあり方を変える「ゲームチェンジャー」になるとも言われる。どんな兵器なのか。
極超音速ミサイルは、音速の5倍(マッハ5=時速約6千キロ)を超える速さで飛ぶミサイルだ。
大陸間弾道ミサイル(ICBM)のような弾道ミサイルはマッハ20を超えるものもあり、はるかに速いが、基本的に宇宙空間に打ち上げてから落ちてくるだけなので、標的や軌道を絞り込みやすく、迎撃技術の開発も進む。
一方、極超音速ミサイルは探知そのものが難しい。
宇宙空間だけではなく、高度100キロ以下の比較的低いところを飛ぶからだ。
米シンクタンク「ランド研究所」によると、射程3千キロの弾道ミサイルなら、地上のレーダーで着弾の12分前に探知できるが、極超音速ミサイルは6分前にならないと見つけられないという。
宇宙から探すのも簡単ではない。
米コロラド大国家安全保障イニシアチブセンターでディレクターを務めるイアン・ボイド教授は「小型で細いため、空中を高速で飛ぶときに出る熱も少なく、衛星からも見つけにくい」と説明する。
さらに、たとえ探知できたとしても、弾道ミサイルと違って自由に軌道を変えられるため、どこが標的なのかわかりづらい。
日本の防衛省の担当者は「速いうえに変化球。(迎撃は)余計に難しい」と話した。
防衛装備庁によると、日本も開発に乗り出している。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の技術を生かそうと協定を結んだという。担当者は「エンジンや精密誘導など要素技術の研究をしている」と語った。
【語句の意味】
★音速(おんそく):
音波のはやさ。極超音速とは音速を上回る速さ。
音は空気中を秒速に340メートル、時速1225km(気温15度の時)の速さで進む。
マッハという単位で表す。光は秒速30万キロ。
★迎撃(げいげき): 攻めて来る敵を迎えうつこと
★軌道(きどう):物体が何らかの力に作用されて運動する際に描く一定の経路
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
日本の周辺でロシア、中国、北朝鮮などが極超音速ミサイルの実践配備を進めています。
日本はどのように国を守ればいいでしょうか?考えてみよう。
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