こんにちは、藤野雄太です。
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生物の世界は捕食者(食べる側)と被食者(食べられる側)に分けられます。
食べられる側の被食者は、食べられないように必死に自分の体を守ります。
トゲや硬い殻で身を守るなどが一般的です。
本日取り上げるニホンウナギの稚魚は、自分より大きな魚に食べられても「復活」する「すごい技」を持っています。どのような技なのでしょうか?
それでは、本日の新聞記事を読んでいきましょう!
【2/27 日経新聞】
大きな魚に捕まったら小魚は万事休すだが、ニホンウナギの稚魚は違うらしい。
えらから巧みに脱出する様子を長崎大学の河端雄毅准教授と大学院生の長谷川悠波さんらが発見した。
長さ7センチメートルのニホンウナギを倍以上の大きさのドンコが飲み込む。しばらくするとドンコのえらからウナギの尾が出てきた。
実験では54匹のうち半数以上が脱出に成功した。えらから抜け出す時間は約6秒~2分以上。食べ損ねたドンコは違和感を覚えるらしく、えらを水槽にこすり付けるなどの行動をみせたという。
トゲや硬い殻で身を守る生物はいるが「食べられた後の行動は珍しい」(河端准教授)。体の形が似るアナゴやナマズの稚魚も逃げ出せそうだ。ウナギの細長い体は狭い隙間に隠れるための進化などと考えられてきたが、捕食を逃れて生き残る奥の手なのかもしれない。
【語句の意味】
★戦略(せんりゃく):戦術より広範な作戦計画。各種の戦闘を総合し、戦争を全局的に運用する方法。
★稚魚(ちぎょ):卵からかえって間もない魚。
★捕食(ほしょく): 捕らえて食うこと。
★被食(ひしょく):他種の生物に捕食される生物。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
ニホンウナギは「逃げる」という戦略で捕食者から身を守っています。
「逃げる」以外にどのような戦略があるか考えてみよう。
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