こんにちは、藤野雄太です。
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最近、コアラが絶滅の危機に瀕しています。
コアラだけでなく2021年段階で絶滅危惧種は4万種を超えています。
なぜ、絶滅危惧種が増えているのでしょうか?
それでは本日の新聞ニュースを読んでいきましょう。
【4/2日経新聞】
からすけ 最近、オーストラリア東部のコアラが絶滅する危険性が高まったっていうニュースを聞いたよ。「絶滅危惧種」って誰がどう決めているの?
イチ子 国際自然保護団体や国、自治体が、絶滅の危機が迫っている動植物のリストを作っているよ。生き物を守る仕組み作りを後押ししているの。
イチ子 世界の種の保全状況を調べた一覧を作っているのは国際自然保護連合(IUCN)。
民間の団体や政府関係者、研究者など大勢の人が関わって作り上げているの。
IUCNは個体数や生息範囲の減少など5項目をみてリストを決めるの。
絶滅リスクの高低から「深刻な危機」「危機」「危急」と分類していて、3つを総称して絶滅危惧種と呼ぶ。
データベースには動物、植物、菌など14万種が登録されていて、世界の絶滅危惧種は2021年に4万種を超えたよ。
環境省によると日本の絶滅危惧種も増えていて、3700を超す種が危機にさらされているそうよ。
イチ子 IUCNは世界の自然保護に関わる様々な仕組みづくりに貢献しているよ。例えばワシントン条約(キーワード)と連携していて、動植物の情報を提供しているの。
からすけ 絶滅危惧種が増えているのはどうして?
イチ子 生き物の数が減る要因は、住宅や商業開発、環境汚染、気候変動、外来種、狩猟などいろいろだよ。外来種でいえば、貿易が増えたことで貨物にヒアリやネズミが紛れ込んだり、ペットとして輸入された生き物が野生化して生態系を乱してしまったり。
トウキョウサンショウウオは外来種のアライグマに食べられて数を減らしているそうよ。
希少な動植物だと盗まれてしまうこともあるの。
生き物はそれぞれの種が独立して生きているわけではなくて、様々な種が共生している。
だから一つの生き物がいなくなってしまうと、その場の生態系が崩れてしまうのね。
東京都の西多摩地域ではシカが増えすぎて貴重な草が食べられているの。
その結果、その植物をすみかとする昆虫も行き場をなくして数を減らしているよ。
【語句の意味】
★絶滅(ぜつめつ):ほろぼし絶やすこと。絶えほろびること。
★危惧(きぐ): あやぶみおそれること。不安心。気がかり。
★危急:(ききゅう) :危険が迫ること。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
私たちはどのように絶滅危惧種を守っていけばよいでしょうか?
解決策を考えてみよう。
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