こんにちは、藤野雄太です。
本日8月15日は「終戦の日」です。
日本武道館では政府主催の全国戦没者追悼式が開かれます。
今から77年前の今日、昭和天皇はラジオで日本は太平洋戦争で負けたことを伝え、太平洋戦争は終わりました。
太平洋戦争とは日本がアメリカ、イギリス、中国、ソ連を相手に戦った戦争です。
この戦争で310万人もの命が奪われました。
私たちはこの戦争から何を学ぶべきなのでしょうか。
今日は太平洋戦争をテーマに探究します。
【2022/8/15読売新聞】
敗戦は、圧倒的な国力を持つ米国に無謀な戦争を仕掛けた瞬間に運命づけられました。
しかし、敗北は、日本軍が戦場で失敗を重ねたことで決定づけられました。
敗戦が不可避の戦争であったとしても、国土が焼け野原になるほどの負け方はしなくても良かったはずです。なぜ310万もの命が奪われたのか。
日本人はどこで戦争について学ぶか。ほとんどは、小中高校の教室だと思います。
取り上げられるのは、日中戦争や太平洋戦争が多い。
原爆投下や東京大空襲について知るのは、とても大事なことです。
もっと戦争について学ばなくてはいけない。
万一の事態が起きたとき、日本国民は再び判断を誤ってはならないからです。
民族は熱狂的な夢を見ることがあります。
日本は1940年代、「大東亜共栄圏」というスローガンを掲げました。
実態は植民地の獲得を狙うものでしたが、政府が指し示す「アジアの自立」という理想を多くの日本人が信じました。
日本は、満州(現中国東北部)や東南アジアに進出し、米国との戦争を引き起こしました。
戦前は日本もドイツも景気が悪く、国民の不満がたまっていた。
政府はその矛先を海外に向け、不満を解消したいと考えたのです。
当時の日本とドイツの国内総生産(GDP)は米国の4分の1以下。
国際関係のパワーバランスから見れば、「夢」をかなえることは不可能です。
できないことをやろうとして失敗した。
それが第2次大戦のドイツと日本でした。
かつて世界の秩序に挑戦し、戦争を起こし、多大な犠牲を出した日本にできることはなにか。
いかなる戦争もさせてはいけない。
【語句の意味】
★終戦(しゅうせん): 戦争が終わること。特に、太平洋戦争の終結を指すことが多い。
★戦没(ちつじょ): 戦場で死ぬこと。戦死・戦傷死および戦病死の総称。
★秩序(ちつじょ): 物事の条理。物事の正しい順序・筋道。特に、社会などの規則立った関係。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
名著『失敗の本質』の著者の1人である村井友秀さんは、万一の事態が起きた時に日本国民が再び判断を誤らないために、もっと戦争について学ばなければならないと言います。
私たちは太平洋戦争からどのような教訓を学ぶことができるのかを考えてみよう。
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