こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
https://youtube.com/live/UiOFYQSgpAc?feature=share
人工知能(AI)が急速に発達するなか、人間のような文章をつくるA I(チャットGPT)まで登場しました。
もはや「検索」ではなく「創作」の領域です。今後は物語、作曲、半導体設計なども実現することでしょう。
はたしてAIはエジソンやアインシュタインのような偉人レベルになり、ノーベル賞級の発明もできるようになるのでしょうか?
カギは人間のように推論できるスーパーAIの開発にあります。
今日はAIをテーマに探究します。
【2022/2/12 日経新聞】
人工知能(AI)の進歩が急速だ。
玄人はだしのイラストを描き、大学の課題のリポートを書けるほどになった。
さらに科学者たちは研究開発に使えるAIを作ろうと挑み始めている。
木から落ちたリンゴを見て万有引力を発見したニュートンや、ガラパゴス諸島などを旅して進化論を唱えたダーウィンのような、偉人級のAIが目標だ。
現在主流のAIは、脳の神経回路をモデルにした「深層学習」を使う。
科学研究をさらに加速しようとすると、深層学習だけでは難しい。
科学技術振興機構でAI動向を調べている福島俊一フェローは「発見は新しい知識をもとに新しい仮説を打ち立てる作業の繰り返し。
推論ができる機能が次のAI開発の大きなカギになる」と指摘する。
科学が飛躍的に発展するときにみられる推論は「アブダクション(仮説推論)」と呼ばれる。
米国の哲学者、チャールズ・サンダース・パースが重要性を唱え、代表例として海岸線の形などからひらめいたウェゲナーの大陸移動説や、ワトソンとクリックのDNAの2重らせんモデルなどがある。
AIにこのような推論ができるかどうかは、研究者によって見方が分かれる。
中部大の津田一郎教授は慎重派だ。「人間はひたすら考え続け、思わぬときにアイデアがひらめく。
無意識で働いている脳の不思議な仕組みは謎に包まれ、どうAIに反映すればよいのか手掛かりがない」と説く。
多くのAI研究者は脳と同じ仕組みでなくても、似たような手法が見つかればアブダクションに近い機能をAIに持たせられると考えている。
科学研究ができるAIの開発は、その過程で幅広い分野の発展につながる。
ソニーコンピュータサイエンス研究所(東京)の北野宏明社長は16年に「50年までにノーベル賞級かそれ以上の科学的発見を行うAIを開発する」目標を唱え、英アランチューリング研究所などが賛同している。
【語句の意味】
★深層(しんそう): 深い層。奥深くかくされた部分。
★仮説(かせつ):一定の現象を統一的に説明できるように設けた仮定。
仮定:実際とは無関係に想定されること。
★推論(すいろん):推理・推察によって論を進めること。また、単に推理。
推理:あらかじめ知られていることをもとに筋道を追って新しい知識・結論を導き出すこと。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
AIは科学者になれると思いますか?その理由も書き出そう。
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