【探究授業】：国立科学博物館クラファンで9億2千万〜社会〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

日本最大級の規模である科博(国立科学博物館)は、クラウドファンディングで９億２千万円を集めました。

クラウドファンディングで国内最高額です。

クラウドファンディングとは、個人や企業などがインターネットで、みんなからお金を集める仕組みです。

英語でクラウドは群衆、ファンディングはお金を集める(資金調達)という意味です。

なぜ、科博は9億2千万円も集めることができたのでしょうか？

【11/6 日経新聞】

国立科学博物館（東京・台東）は6日、運営に必要な資金を集めるクラウドファンディング（CF）で約9億2千万円の寄付が集まったと発表した。

目標額の1億円を大幅に上回った。

動植物や化石などの標本の管理費や返礼品の製作費などにあてる。

資金を募ったCF仲介サービスの運営会社によると、国内のCFでは最高支援額という。支援者は約5万7千人に上り、こちらも国内最多としている。

約4億4千万円を標本の保管や修復などに使うほか、全国の博物館と連携し標本のレプリカを作製する事業などに約1億円を使う。

寄付金のうち約3億2千万円は、研究者によるオリジナルの図鑑などの返礼品の作製やCFの手数料などにあてる。

支援者のうち図鑑を返礼品に選んだ人が約3万人で最多だった。

国立科学博物館は2020年以降、新型コロナウイルス流行の影響で入館料収入が減り、光熱費の高騰も打撃になった。

国からの運営費交付金が年々減少傾向にあることも重なり、標本の状態が悪化するなど運営に支障が生じた。

【語句と意味】

★運営(うんえい)：人々(ひとびと)やしくみをうまく働(はたら)かせて、仕事(しごと)をすすめること。

★資金(しきん)：仕事(しごと)をするのに、もとになるお金(かね)。

★仲介(ちゅうかい)：両方(りょうほう)のあいだにいて、とりついだり、まとめたりすること。

【探究テーマ】

あなたがクラウドファンディングを利用して新しい商品やサービスをつくり、お金を集めるとします。

どんな商品やサービスを開発し、どんな返礼品（お礼の品）を用意しますか？

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