こんにちは、藤野雄太です。
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https://youtube.com/live/-AhHqZq8z7w?feature=share
インドで牛のフンを自動車の燃料にする動きが広がっています。
農家から牛のフンを買い取り、自動車の燃料になるバイオガスを作りだすのです。
化石燃料の代わりにすれば脱炭素につながるため地球温暖化対策にも貢献します。
今日は牛のフンを生かす、スズキのインドでの戦略をテーマに探究します。
【11/1 日経新聞】
「神の乗り物」とされ、インドで神聖化されている牛。その「糞(ふん)」に今、熱い視線が注がれている。牛ふんを自動車の燃料に利用しようとする動きが出ているためだ。環境問題や貧困など社会課題の早期解決を目指すモディ首相も後押ししている。
同国西部グジャラート州バナスカンタ地区。空港から高速道路を飛ばしても3時間かかるのどかな村で、アジア最大級の乳製品メーカー「バナス・デイリー」は周辺の農家から牛ふんを回収し、自動車用燃料のバイオガスを精製している。日本の自動車メーカーのスズキはこの仕組みを燃料事業の先行モデルとして調査を重ねてきた。
牛ふんは1キログラムあたり1ルピー(約1.8円)で買い取るため、農家の現金収入の増加が見込める。バイオガス発生後の残さは有機肥料として農家に還元することもできる。
こうして生産されたバイオガス燃料は、現地でスズキが70%のシェアを誇るCNG車にそのまま使える。牛10頭の1日分のふんで1台のCNG車が1日走れる。インドには約3億頭の牛がいる。つまり牛ふんだけで3000万台分の車の燃料がまかなえる計算だ。
スズキは9月、100%子会社を通じてバナス・デイリーなどとバイオガス生産プラントを4つ設置することで合意した。
牛のふん尿を放置しておくと二酸化炭素(CO2)の28倍ともいわれる温室効果があるメタンが発生する。これを回収すれば大気への放出が抑制できる。化石燃料の代わりにすれば脱炭素にも貢献できる。温暖化対策を考えれば、電気自動車(EV)への転換を進めるよりも効果的だ。
【語句と意味】
★視線(しせん): 見つめている目の方向(ほうこう)。目のむき。
★精製(せいせい): こまかいところまで、気(き)をつけてつくること。
★還元(かんげん): もとにもどすこと。
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