こんにちは、藤野雄太です。
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冬の間は飲まず食わずで、さらに出産までしてしまうスゴイ動物がいます。
何だと思いますか?
答えはクマです。
クマは100キロ以上の巨体であるにもかかわらず、なぜそのようなことができるのでしょうか?
【2024/3/28 読売新聞】
日本に生息するクマは、北海道のヒグマと本州・四国のツキノワグマの2種類。いずれも冬は大木の根の下や岩の隙間などに作った「冬眠穴」に入り込み、ほとんど動かずに、春の訪れを待ちます。眠りは浅いものの、食べ物を口にすることはなく、排せつすらしません。そして、雌は新たな命を産み落とします。
東京農工大の小池伸介教授(生態学)は、これらを可能にしているのが、秋の食いだめだと説明します。冬眠直前にクマはドングリなどの餌を大量に食べ、皮下脂肪をたっぷりとつけます。冬は活動量を減らし、ため込んだ脂肪を少しずつ消費しながらしのぎます。
ツキノワグマの場合、秋の3か月間のカロリー摂取量は年間の8割分に相当し、体重は夏より3~5割増えます。雌は十分に脂肪が蓄積された状態で妊娠期に入り、外敵の少ない冬に赤ちゃんを産むのです。
昨年はクマの市街地への出没がたびたび話題になりました。「ドングリの凶作で冬支度ができず、餌を求めてやむなく人里に近付いてきた」。小池さんは推測します。互いの営みを守るため、私たちは庭先に果実を放置しないなどクマを引き寄せない工夫をしましょう。
【語句と意味】
★生息(せいそく) : 生物(せいぶつ)が繁殖(はんしょく)し、生活(せいかつ)していること。
*はんしょく:生物や動物(どうぶつ)が、ふえること。
★排せつ(はいせつ): 動物(どうぶつ)が栄養(えいよう)をとって、のこりのいらなくなったものを大小便(だいしょうべん)として体(からだ)の外(そと)にだすこと。
★蓄積(ちくせき): ものごとが、だんだんふえて、たまること。
*例解新国語辞典(一部改編)
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