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2024年2月6日

【探究授業】:なぜ、太平洋側でも雪が降るの? 〜科学〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら!

https://youtube.com/live/kV1yfMopcxo?feature=share

 

昨日、関東地方で大雪警報が発令されました。

都心では午後10時の時点で6センチの積雪を観測。

一般的に雪は日本海側で多く、太平洋側ではあまり降りません。

しかし、ある条件が重なると太平洋側でも雪が降るのです。

いったい、どのような条件なのでしょうか?

2024/1/27 日経新聞】

雪国は日本海側に多いイメージだね。確かに雪が降りやすいのは日本海側だけど、太平洋側でも気圧の配置や偏西風のルートなどの条件が重なると、大雪になることもあるんだ。

まず、どうやって雪ができるか説明しよう。

実は、雨も雪も雲の中で、同じ仕組みで作られるんだ。高度10キロメートルくらいまでは、上空に行くほど気温が低くなる。空気中の小さな水の粒が、雲の中の上昇気流で上空へ舞い上がって、セ氏0度より低い温度に冷やされると氷の結晶ができ、それが次第に大きくなる。

この氷の結晶が、地上まで溶けずに落ちてくるものが雪なんだ。途中で溶けてしまったら雨になるよ。

日本海側で雪がたくさん降るのは、気圧によって吹く風の影響なんだ。「西高東低の冬型の気圧配置」っていう言葉を聞いたことがあるかな。日本列島の西側に高気圧、東側に低気圧がある状態のことで、このとき風はおおむね高気圧側から低気圧側に吹く。この風に乗って、日本の北西にあるシベリアから、冷えた空気が流れてくる。冷えた空気が日本海を渡ってくるうちに水の粒を含んで氷の結晶ができ、日本海側に雪となって降るんだ。

風は日本アルプスなどの高い山々にぶつかると上空に吹き上がる。上空は気温が低いから、それまで残っていた水の粒が氷となり、山を越えられず雪となって地上に落ちる。水分を失って乾燥した空気は山を越え、からっ風となって太平洋側に吹き下ろす。なので冬の間、日本海側では雪がたくさん降り、太平洋側では逆に雪や雨が少なくて、晴れの日が多くなるんだよ。

でも、特別な条件がそろったときは、太平洋側でも雪が降るよ。どんなときかというと、上空に特に冷たい空気が流れ込んできて、日本列島の南岸に低気圧が接近したときだが代表例だ。

【語句と意味】

★気圧(きあつ): 地球(ちきゅう)をとりまく空気(くうき)の圧力(あつりょく)

圧力(あつりょく):ものをおしつける力(ちから)

★結晶(けっしょう): 鉱物(こうぶつ)や雪(ゆき)などにみられる規則(きそく)ただしいかたち。

★配置(はいち)<(ひと)やものを>ほどよい場所(ばしょ)や地位(ちい)におくこと。

*学研小学国語辞典、例解新国語辞典

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