こんにちは、藤野雄太です。
池上彰さんの『なぜ、僕らははたらくのか』が、
ベストセラーになっています。
打ち分けは、
30代、40代の女性が買っているそうです。
ということは、小中学生の母親が、
子どもの将来を心配して読んでいることが、
容易に想像できます。
2020年は、この本に限らず、
大人でも「自分探し」の本が売れました。
コロナで子ども大人ともに、
先行きが見えなくなっているからでしょう。
しかし、子どもに、
「将来の夢は?」
と聞いたところで、
「わからない」
と答えられたことはないでしょうか?
そのようなとき、
子どもにどのような声かけをすれば良いのでしょうか?
そこで、
グループウェアで有名なサイボウズ株式会社の青野社長が、
NHKの番組で面白いことを言っていたのでご紹介します。
青野氏は、子どもに将来の夢を急かすのではなく、
「今日は、どんなふうに過ごせたら楽しい?」
でいいと言います。
さらに、こう指摘します。
「今後はAIが嫌なことをやってくれるから、
言われたことをしっかりやるだけ(宿題など)は危険。
自分のやりたいことをやる力、やりたいことを主張していく力が大事」
子どもが将来の夢を見つけるには、
日頃からの小さなトレーニングが大事であり、
今日、何をやりたいか、
今週、何をやりたいか、
を問うことが大切だと言います。
なるほど、
確かにこの問いかけならば、
大人に将来の夢を聞かれ過ぎて、
うんざりしている子どもが、
前向きに考えることができますね。
さすが、大企業を率いて、
コロナ禍に躍進している会社の経営者です。
「将来何をやりたいの?」
ではなく、
「今日は、何をやりたい?」
ぜひ、参考にしてみてください。
スイングアカデミー・MM学童への
体験・お問合せはこちら!