こんにちは、藤野雄太です。
「褒める」と「叱る」。
子育てにおける永遠のテーマです。
褒めるだけでは、あまやかしになるし、
叱るだけだと子どもやる気が下がる。
本日の読売新聞から、そのヒントをご紹介致します。
以下、2021/1/14読売新聞からの引用です。
↓
子どもをうまく褒めるにはどうすればいいか、
専門家に聞いてみた。
「子どもが自分で考える時間を与え、
やるべき行動に気づいたことを認めてあげるのが
上手な褒め方だ」と指摘する。
その手段として便利なのが
「だっけ」
と問いかける言葉だ。
例えば、なかなか宿題をしない小学生の子どもがいるとしよう。
安易に叱るとやる気をそいでしまう。
宿題をやらなければと分かっていても、
目の前の遊びなどを優先してしまう。
「今何する時間だっけ」と問いかけ、
宿題をやると気づけば褒めるといい。
国立青少年教育振興機構が2017年、
子どもの頃の経験と自己肯定感について
20〜60代の男女5000人に聞いた調査では、
褒められた経験が多い人ほど、
苦境でへこたれない力や自己肯定感が強く、
意欲やコミュニケーション能力が高いと答えた。
親よりも教師や近所の人、友人など
第三者に褒められた人ほど、この傾向が強かった。
調査では叱られた経験も
前向きに生きることにつながる傾向が見られた。
明石さんは、
「親は他の子どもと比べず、
子ども自身の成長が感じられた時は褒めましょう。
叱る時は感情を出さず、
目を見て真剣に思いや考えを言えば、
子どもにも十分に伝わる」
と話していた。
↑
以上、引用ここまでです。
「何するんだっけ?」
という魔法の言葉は、
指示命令と放置の中間にある言葉なので、
子どもは「強制」を感じません。
しかし、その前提として、
やるべきことを子ども自身に前もって決めさせることが大切です。
藤野が家庭学習でお勧めしているのは、
子どもに「スタートの時間」を決めさせることです。
その時間になってもしなければ、
「何の時間だっけ?」と言えば良いのです。
もちろん、初めからうまくはいきません。
うまくいかない場合は、
子どもを責めるのではなく、
「じゃあ、どうすればできるようになるかな?」
と子どもと共に考えてあげれば良いのです。
親や教師の役割は、
「伴奏」と「伴走」。
カラオケみたいに子どもが歌いやすいように「伴奏」してあげて、
子どもと一緒に「伴走」してあげる。
ぜひ、参考にしてみてください
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