こんにちは、藤野雄太です。
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政府は緊急事態宣言を予定より早く解除することを検討しだしました。
そこで気になるのは何を基準にして、いつ解除するかです。
基準はいろいろありますが、そのなかでも重要なのは「実効再生産数」です。
「実効再生産数」とは、1人の感染者が平均して何人にうつすかを示す数値です。
Rtの記号で表します。
Rtが1を超えると感染は拡大、1以下になると収束に向かいます。
実際に見てみましょう。
Rtが3の場合、まず1人が3人にうつします。
次に3人がそれぞれ3人にうつしますので9人になります。
0.5の場合はどうでしょうか?
1人が0.5人にうつすというのは考えづらいので、2人から1人にうつると考えましょう。
まず2人が1人にうつします。(0.5)
次は、4人から1人にしかうつりません。(0.25)
次の次は、8人から1人(0.125)となり感染は収束していきます。
次に東京の実効再生産数を見てみましょう。
12/24: 1.10
12/31: 1.24
1/7: 1.27
1/14: 1.21
1/21: 0.96
2/4: 0.75
今のところ、0を割っているので収束に向かっているといえます。
しかし、油断をしたらまた数値が上がってしまいますので油断は禁物と言えます。
政府がどのタイミングで緊急事態宣言を解除するのか、
皆さんも一緒に考えてみましょう!
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