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勉強しなさいと言わずに成績が上がる!

すごい学習メソッド

2021年6月22日

【MM学童 探究授業】なぜ昆虫は「死んだふり」をするの?〜「擬死」のメカニズムを探究する〜

こんにちは、藤野雄太です。

 

本日の授業動画はこちら!

https://www.youtube.com/watch?v=0UHGIv5e5qU

 

コオロギ、カブトムシ、てんとう虫などは、

敵が現れた時に「逃げる」のではなく「死んだふり」をします。

これは「擬死」と呼ばれている行動です。

 

なぜ、逃げずに死んだふりをするのでしょうか?

 

今まで擬死のメカニズムは謎だったのですが、

北海道大学の西野浩史助教(52)らの研究で、この謎が明らかになってきました。

 

コオロギは体の一部を押さえつけて逃げられないようにすると、

暴れていたのに突然動かなくなり「死んだふり」(擬死)をします。

しばらくは動かないのですが、時間が経つとまた動き出します。

 

どのように擬死は起こるのでしょうか?

西野さんらの実験によると、

コオロギは逃げられないように押さえつけられた時、

暴れて脚の筋肉に震えが起きます。

 

これは、私たち人間が重い荷物を持ち上げたようとした時に、

足や手の筋肉が震えるとの同じです。

コオロギには、この震えを感じとる「弦音器官」と呼ばれるセンサーがあり、

ここが刺激されると動かなくなることがわかりました。

「弦音器官」を手術で取り除かれたコオロギは、

死んだふりをしにくくなることを確認しました。

 

また、脳を冷やしたコオロギは擬死から覚醒することも突き止め、

コオロギの擬死は脳が司令を出していることもわかりました。

 

死んだふりをする理由は、捕食者に狙われにくくするためです。

カエルや鳥などは、視界内にある動く生き物を狙っています。

そうであれば動かないことにより、

敵の「目くらまし」をする方が逃げるより効率が良いのです。

 

ちなみにカブトムシ、クワガタ、てんとう虫などは、

捕食者を察知した時、落下して死んだふりをします。

 

コオロギなど擬死をする昆虫は、

外敵から身を守る時に「逃げる」のではなく、

「死んだふり」をするという戦略をとり、

敵を察知するセンサーを進化させてきました。

 

さて、君が昆虫ならば敵が現れた時に、

逃げる、死んだふりをする、

どちらを選びますか?

 

*こちらの参考動画も、ぜにチェックしてみてください!

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