こんにちは、藤野雄太です。
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食品、文具、アウトドアなど、あらゆるものが揃っている100円ショップ。
ダイソー、セリア、キャンドゥ、ワッツの大手4強で店舗数は約8400にもなります。
しかし最近、100円以上する「高めの100均」が増えているのです。
100円ではない100均とは、いったい何なのでしょうか?
それでは本日の新聞記事を読んでいきましょう。
【2022/5/10 日経新聞】
100円ショップで、機能性やデザイン性を高めた100円より高い商品が増えている。
人件費や原材料費の上昇によるコスト増を吸収する一手段として、300円や500円の高価格商品へのシフトも進む。
4月下旬、都内の100円ショップを訪れると入り口付近には小さなアウトドアチェア、布製ハンモックやランタンなどアウトドア商品が所狭しと並ぶ。
価格はどれも550円(税込み)。
右に目を向けると電子関連の商品が並ぶ。220円(税込み)のヘッドホンやスマートフォンの充電ケーブル。
どれも100円ではない、いわゆる中・高価格帯商品だ。
帝国データバンクによると、100円ショップの1人当たり平均消費額は推計で月635円(2021年4月~22年1月まで)だった。
10年前の11年度は390円で、10年で約1.6倍に増えた。
大手のキャンドゥの場合、100円より高い商品の割合は現在、全体の1割ほど。
最高価格は500円(税別)で今後、1500円まで引き上げる方針だ。
新型コロナウイルス下で人気が高まったキャンプの道具は、今や100円ショップの定番商品。
キャンドゥなどではバーベキュー用の小さな鉄板、ステンレス製のカップなど100円より高い商品も多い。
ただメーカー品を買えばもっと高いため、「まずはお試しで」という消費者ニーズを掘り起こしている。
100円ショップ業界は、商品の大部分を中国や東南アジアなどの海外で生産することで100円均一の価格を維持してきた。
しかし、海外の人件費高騰や円安など様々な要因で利益を伸ばしにくくなっている。
原油価格上昇や物流の混乱も拍車をかける。
【語句の意味】
★機能(きのう):物のはたらき。
★人件費(じんけんひ):人の勤労に対して支払う経費。賃金・手当・退職金の類。
★原材料(げんざいりょう):生産の資材になるもの。もととなる材料。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
100円以上の商品が増えている理由は、人件費や原材料費が上がった分のコストを回収するためと書かれています。
あなたが100円ショップの社長だとします。
収益性を高めるためには中高価格帯商品の比率を上げる以外にどんな方法があるか探究してみよう。
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