こんにちは、藤野雄太です。
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近年、カメムシが大量発生し、全国で農作物の被害が拡大しています。
カメムシにイネの養分や果物の果汁が吸われてしまい、農家が大きな打撃を受けているのです。
山口県ではこの10年間で、最多の個体数が確認されているといいます。
なぜ、日本でカメムシが増えているのでしょうか?
今日はカメムシ大量発生をテーマに探究します。
それでは本日の新聞記事を読んでいきましょう。
【2022/9/22 日経新聞】
秋の収穫期を迎えている国内で、イネの養分や果汁を吸うなど農作物に被害を及ぼすカメムシが近年大量発生している。
カメムシ注意報は
①イネの養分を吸ってコメを変色させる「斑点米カメムシ類」
②果汁などを吸う「果樹カメムシ類」――などに分けて出る。
強烈な臭いを出すことで知られるカメムシ。
日本には千種類以上のカメムシが生息し、うち農作物に被害をもたらすのは100種を超える。
近年増加しており、「温暖化などが原因」とみている。
「イネ、野菜、果物、何でも対象のミナミアオカメムシはアフリカ原産だったが、温暖化の影響もあって世界中に広がった」。
藤崎名誉教授が日本の季節で最も大きい影響として指摘するのが冬だ。南方由来のカメムシは、高温化で冬を生き延びる個体が増えたという。
さらに、年間を通じて温暖化したことで①春以降の活動が活発になる②繁殖開始時期が早くなる――などの要素が重なっていると藤崎名誉教授。
「出荷できない農作物が増え、農家には死活問題だ。カメムシが嫌う黄色の蛍光灯や防虫網、農薬散布などを組み合わせて対策を講じる必要がある」と話している。
【語句の意味】
★斑点(はんてん) : まだらに散らばっている点。まだら。ぶち。
★温暖(おんだん): 気温がほどよくあたたかで、過ごしやすい気候であること。
★繁殖(はんしょく): (植物が)しげり増えること。(動物が)増えはびこること。生殖により個体数を増すこと。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
農家の人たちは出荷できない農作物が増えてこまっています。
あなたが農家ならばどのようなカメムシ対策をとるか考えてみよう。
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