こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
https://youtube.com/live/bHI9-v2ZCnc?feature=share
水は氷(固体)、水(液体)、水蒸気(気体)と温度によって状態を変えながら陸、海、空を循環しています。
しかし、地球上に存在する量には限りがあります。
そこで今、世界で繰り広げられているのが「雲」の争奪戦です。
なぜ、世界で雲の争奪戦になっているのでしょうか?
【2023/9/27 日経新聞】
メキシコ北西部シナロア州。8月中旬、軍事基地の滑走路から小型航空機が飛び立った。ミッションは人工的に雨を降らすことだ。厚い雲の真下を通ると機内が次第に薄暗くなる。「ここだな」。同乗した技術者が銀色のタンクにつながる栓をひねり、機体の後端からヨウ化銀を噴射した。
雨を降らしそうな雲を育てて雨粒をつくる仕組みだ。
雲を探す空の旅は1時間半続き、100リットルを噴射した。飛行を終えて機体から降りた技術者のラファエル・サンス氏は「既に雨は降り始めているだろう」と満足げな表情だ。メキシコは2019年の干ばつで起きた農作物の生産被害を踏まえ、国防省や農業・農村開発省が主導して20年に人工降雨の国家的な計画を始めた。農業省によると、21年には人工降雨に取り組んだ6州で事前の予測値より降雨量が平均45%増えたという。
水は形を変えながら陸海空を循環する。地球上に存在する量には限りがある。天空にある雲の争奪は周辺の水資源や治水に響きかねず、国家間の新たな対立の火種となりつつある。「天を操る」という神の領域に足を踏み入れた人類。待ち受けるのは福音か、手痛いしっぺ返しか。自ら招いた気候変動の危機が次の難題を突きつけている。
【語句と意味】
★液体(えきたい): 入れものによって形はかわるが、体積(たいせき)はかわらない性質(せいしつ)のもの。水や油など。
体積(たいせき):長さ・はば・あつさのあるものの大きさ。かさ。容積(ようせき)。
★固体(こたい): 木・石・金属(きんぞく)など、きまった形や体積(たいせき)をもち、かんたんには形をかえないもの。
★気体(きたい): (空気のように)形が自由にかわり、おしつけられると体積(たいせき)が小さくなるもの。ガス。*学研新レインボー小学国語辞典
【探究テーマ】
文中に出てきた人口降雨、太陽放射管理(地球冷却)以外の気象制御方法を考えてみよう。
_______________________________
日本一、子どものやる気に火をつける塾・スイングアカデミー
【無料相談・体験授業のご案内】
(オンライン対応、全国で受講できます!)
お子様の勉強の意欲、成績、進路などでお悩みではありませんか?
まずは、お気軽に無料相談にお申込みください。
スイングアカデミー、MM学童は知的好奇心を高める授業で、
お子様の勉強の意欲を引き出し、思考力・判断力・表現力を育てます。
(対象:小1から高3)
<体験・入会までの流れ>
下のフォームから問合→無料相談面談→体験授業
スイングアカデミー・MM学童への
体験・お問合せはこちら!
↓