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勉強しなさいと言わずに成績が上がる!

すごい学習メソッド

2020年9月28日

「数学なんて、将来使わないから勉強しないよ」に何と答える?

こんにちは、藤野雄太です。

 「数学(算数)なんて、将来使わないから勉強しないよ」

子どもから、このようなセリフを聞いたことはないでしょうか?

皆さんは、この質問に何と答えますか?

 

東京大学の西成活裕氏は、むしろ、

「現代人は数学抜きでは、暮らしてはいけない」

と言います。

 

今日のデジタル社会では、

理数系人材の育成は日本の重要課題です。

以下、本日の日経新聞に、

そのヒントがありますので、ご紹介します!

 Q:コロナ対策にも数学が登場しますね。

「まさか実効再生産数という数学的な用語が

これほど広く知られるとは夢にも思いませんでした。

病気への恐れもあって、

数学にも興味を持つのでしょう。

これは数学でも数理モデルという分野です。

現実を単純化したコピーを作り、

理論やコンピューターを使って予測する。

感染者が1日に何人ぐらいにうつすか、

何日で回復するかなど条件を微分方程式に入れれば、

10日後、1ヶ月後の感染者が予測できます」

 

Q:(数学が)暮らしに役立つ実感は薄いのですが。

現代人は数学抜きでは、

暮らしてはいけないほどです

ふだん安心して生活できるのは数学のおかげ。

携帯電話には数学が詰まっているし、

台風の進路予想には偏微分方程式が使われている。

車の自動運転やドローンの操縦でも、

互いにぶつからないようにする

衝突回避アルゴリズムに高度な数学が使われていて、

例を挙げたらきりなない」

 

Q:それでも、文系の人も数学を学ぶ必要がありますか?

「現代の我々が解決を迫られている問題は、

一分野の知識だけじゃ解けない。

環境問題を考えるには、

物理や化学、そして経済も要る。

融合型の知識が必要なんです。

専門家を集めて議論すればいいと

よく言いますが、それは間違い。

一人の頭に入っていないとだめです。

幅広い視野で取り組まないと、

対応できないんですね」

 

Q:学校教育は対応できますか?

「難しいですね。

私自身、中高生の時に経験しましたが、

数学が何の役に立つのか先生が答えられない。

それじゃ学習意欲もわいてこない。

利用法が分かれば、面白くなってくるんですよ」

 

答えられない最大の理由は、

応用数学を教えていないことです

大学の教授も中学高校の教師も

ほとんどが理論中心の純粋数学育ちで、

どう役立つか説明できない。

最初から応用を目的にすれば、

ぜんぜん違う教え方ができると気づいた」

 

Q:具体的には、どう教えますか?

「試しに小学校で算数と音楽と理科を

同時に教えたことがあります。

音程や拍子と計算を一緒に教えてみたら、

算数嫌いの子も非常に面白がってくれた。

融合型なら、応用数学への興味も広がるんですね

 

A Iやデータサイエンスを学ぼうとしたら、

応用数学が必要になります。

そのための基礎は、

余計な部分をそぎ落とせば、

中学なら、代数、解析、幾何

の3部門の重点を5、6時間で理解できる」

 

「しかし、いちばんの問題は

応用を教えられる人がいないこと。

研究室でも理論と応用、

両方分かる人材を育てています」

 

Q:どう学べば?

「完全でなくてもいい。

どの理論を使えば、どんな結果が出るか。

そこが分かれば、驚くほど役に立つ」

 

カギは論理的思考です

数学って、論理を記号で表現して積み上げているだけなんです。

例えば、

A=B, B=Cなら、

A=Cですよね。

いわゆる三段論法。

あるいは、日本の都道府県をすべて挙げよと言われて、

答えに『関東』を入れると変ですよね。

論理がしっかりしていないと話が伝わらない。

そうした論理が身についていれば、

あとは導き方しだいです」

 

Q:どう導きますか?

「手段をまちがうと、

いつまでも目的にたどりつかない。

中高の教科書から始めるのは効率が悪い。

目的が分かれば、

達成するのに必要な勉強法をすぐ用意できる。

個々の事情に合わせた

テーラーメードの教え方ができないか考えています」

以上、引用ここまでです。

 

藤野もかつて、

「数学なんて、何の役にたつの?」

と思い、数学は嫌いな科目の筆頭でした。

しかし西成氏が言うように、

私たちの生活は、むしろ数学無しでは語ることができません。

 

なかでも藤野が注目したのは、

目的逆算型の学び」です。

スイングアカデミーが実施している探究授業も全く同じ考えで、

教科書(抽象)から入るのではなく、

身の回りのもの(具体)から入ります。

 

例えば、理科の「天気」を教えるのに、

いきなり、「高気圧とは〜」という説明から始めません。

「なぜ、最近は毎年数十年に一度の台風が毎年来るんだろう?」

と実際の身近な問題から問いを立てます。

「高気圧」に子どもは興味を感じません。

しかし、「台風」は実際に自分が被害を受けるので興味があります。

 

社会のデジタル化が進む今だからこそ、

理数教育を発展されるためにも、

教科書から入るのではなく目的逆算型の学びが、

必要とされているのではないでしょうか。

理数系教育の進展のみならず、

子どもの学ぶ意欲も高まります。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

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